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AIに心は宿るか。慟哭の社会派ミステリー。
東央大工学部特任教授・胡桃沢宙太は、交通事故で家族を失い、自身も半身に瑕疵を負って車椅子生活を余儀なくされている。
彼はAIロボットに心を持たせるべく、盟友の二ツ木教授と産学官共同の巨大研究開発プロジェクトを立ち上げ、世間の耳目を集めていた。
しかし、キックオフイベントとなる講演会でパネリストとして登壇した教授の一人が壇上で倒れ、帰らぬ人となってしまう。
その後、胡桃沢を含む他の三人の教授たちにも殺害予告が届く。標的にされた胡桃沢たちは、AIの軍事利用に激しく異を唱えていた。
Posted by ブクログ 2024年03月24日
AIの話。AIに心を持たせることは出来るのかということをメインテーマに話が進むのだが、面白くもあり、最後はすごく切なくなる。AIが心を持った時に人権は認められるのか、軍事利用で殺生に関するハードルが下がることにはつながらないのか、ただの小説にはとどまらず様々な問題を提起している。最後はとにかく切なか...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月03日
突き刺さった…心が締め付けられた。
この一言に尽きる。。
KCプロジェクト…えーっ‼︎そういうこと⁉︎
将来、AIが発達して私たちの仕事もAIが行えるって言われてるけど、便利なだけじゃない、その裏にあることもちゃんと考えなきゃいけないと思った。
「あんたら人間かよ?」…刺さった。
AIから人の優...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月30日
一本木透のあなたに心はありますか?を読みました。
主人公の胡桃沢宙太は、大学の特任教授でAIについて学生に教えながら研究をしています。
助教授のゆいと盟友の二ツ木とロボットの明るい平和的な未来を考えて居るのですが、段々危ない方向に周りが動き出します。
途中からもしかしてと思ったのですが、その予感は当...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月24日
感想がとても難しい。
本の内容に触れようとすると、どうしてもネタバレになりそうで。
だが、おもしろかった。後半の加速と伏線回収が予想以上でこう来たかと。
「ブレードランナー」、「ターミネーター」を映画館で見た世代には、さらに進んだ分析に唸ってしまう。
未来が楽しみなような、怖いような、考えさせられる...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月13日
うぉーんうぉーん。悲しいよー。ずっと注目しつつも次作が出なかった作家さんなので「よ、待ってました」の心境で読み始めたがこれは期待以上の出来。本作は前作よりミステリ部分は薄くヒューマンドラマに比重を置いた感じだ。AIに本当の心を持たせようとするプロジェクトが発起。プロジェクトの特任教授である胡桃沢は「...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月30日
AIに「心」を持たせることはできるのか?
東央大工学部特任教授の胡桃沢宙太は、産学官共同のプロジェクトリーダーとして、平和的利用のAIロボット開発のリーダーだった。
そのロボットに、「心」を抱かせることが可能なのかが胡桃沢の最大の関心事で、研究室スタッフも開発に邁進していた。
一方、東央大工学部の教...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月10日
AIロボットに心を持たせる「KCプロジェクト」に携わる胡桃沢特任教授は、連続殺害予告のメールを受け取る。実際にその直前に行われたシンポジウムで、一人の教授が急死するという事態があり、残りの参加者である教授の安否についても不穏な点があった。やがてプロジェクトの進行にも横槍が入るようになり、胡桃沢は苦境...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月21日
「結局ね、喉のことは龍角散に任せておけばいいのよ」
はい、またしても出ました名言
しかしやられましたインフルです
インフルダウンです
めっちゃ熱出ました
めっちゃ喉いがーなりました
そんな私を救ってくれたのが「龍角散のど飴」です
今年の1月にコロナにかかったとき以来11ヶ月振りの登場です
今回も生...続きを読む
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