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Posted by ブクログ 2018年08月19日
京都大学大学院教育学研究科長の稲垣恭子氏が、主に明治・大正・昭和(戦前)の女学生についてまとめたもの。最後の章では戦後の女子大生についても扱っています。今や絶滅(危惧?)種である女学生の実態を「文学少女」「手紙」「堕落次女学生」「ミッション」などのキーワードで考察しています。当然、ある程度裕福なお家...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年09月05日
戦前における女学生による文化、文学、教養をテーマにしたもの。
辛酸なめ子による『女子校育ち』と対になる内容と思われる。
辛酸なめ子の『女子校育ち』が「「卒業したとたん、魔法は解けて全てはなかったことになりました」という一言でくくれるのに対して、こちらは「万年女学生」という言葉が象徴するように、関...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年01月06日
戦前の旧制高等女学校の生徒(女学生)自身やその周囲の人たちが何を感じ考えていたのかをまとめた本。
当時の女学生(いまでは相当なおばあさん)のインタビューが、乙女魂は不滅ですのよ、とばかりに、いちいち可愛い。
それにしても、参考文献を一瞥すれば分かるように、同時代的に女学生を論じた資料の何と多いこと...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年04月12日
この前に女學校という小説を読んだので
目についた、この本を手に取った
入門書として面白いと思う
女学生についての本はこれが初めてなので
鵜呑みにしていいか分からないが
「エス」なるものがあり(「おめ」とも言うそう)
「マリア様がみてる」を思い出した
当時の上級生が下級生に送った手紙などが掲載されて...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月06日
[ 内容 ]
旧制高等女学校の生徒たちは、戦前期の女性教養層を代表する存在だった。
同世代の女性の大多数とはいえない人数であったにもかかわらず、明治・大正・昭和史の一面を象徴するものだったことは疑いない。
本書は、彼女たちの学校教育、家庭環境、対人関係の実態を検証する試みである。
五〇年弱しか存在し...続きを読む
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