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金融に関する予測本での活躍が最近は目立つ著者であるが、もともとは、日本とアメリカの政治思想を専門とする、右に出る者のない碩学である。著者は、常々、「本当は、日本人はどのような思想のもとに生きてゆくべきなのか」を考えてきた。そのヒントは、これまで日本という国、日本人という人種が歩んできた、「歴史」のなかにこそ存在する。そこで、著者の知力を総動員して、描かれたのが、本書である。この本は、美しい人間絵巻である、司馬遼太郎が描いたような歴史観には基づかない。過去の人々が、なるべく一般庶民のまえに出すまいとしてきたであろう事実を表に出し、本当に起きていたことは何なのかを抉り出すことに全力を注いでいる。読者は、戸惑いと驚きの中で、今まで誰も教えてくれなかった、真の歴史考察と直面するであろう。日本人必読の一冊である。
...続きを読むPosted by ブクログ 2011年06月02日
2011/6/1:読み直し
・江戸から20世紀の日中・日米戦争までの、政治史の話だった。
※前読んだのは、江戸時代部分だけだった。
・司馬遼太郎の日本人のロマンとしての明治維新と、この本を
読み合わせるといい。
視点の置き方で、歴史がずいぶん違うことがわかると思う。
2009/02/...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月25日
■東京裁判でA級戦犯とされた方の内、海軍出身者で死刑となった者は一人もいない。そのなぞについても説明される。
■幕末から現代に至るまでのロックフェラーとロスチャイルドの覇権争いについても、わかりやすく説明されている。
■富永仲基の再評価も行う。町人国家のすすめ
■アジア人同士で殺しあわない方が...続きを読む
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