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日本人は千数百年前から、外国の書物や言葉を日本語に翻訳して取り込んできましたが、それは外国の文明を素早く消化して広めるためには大変有効でした。半面、翻訳によって異文化との直接の接触が薄くなるため、外国文化を異質なものとしてそのまま理解する機会は失われてしまいました。著者はこのように何でも翻訳する発想の転換を提案します。私たちは今、外国文化を異質なものと改めて理解して、同時に日本文化のユニークさを再発見し、そうしたことを通じて日本を発信していかなければならない、というのです。著者は「英語を第二の公用語にするくらいのことを考えてもいい」と述べ、グローバル時代に必要な発想を説いています。
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Posted by ブクログ
日本の特色である、外来の文化等を取り込み、自分のものにしてしまうと言う性質が、現在の国際化を妨げている。
日本かkろえまで、中国文化欧米文化を自己のものとするべく様々な努力を行い、日本化した上で取り込んできた。欧米図書の翻訳もそうだ。それがあまりにも徹底していたため、ほとんどの概念が日本化され、それが今現在に至っている。翻訳された概念はあくまで日本化されたものであり、欧米本来の意味合いとは違っている場合もある。
日本では外国の図書は瞬く間に翻訳され出版されている。それが故に日本人は外国語を真剣に学ぶことなく、知識を得ることができた。いまはそれが日本の国際化を阻害している。
グローバル社会はイヤでも世界的分業化の流れとなっており、低賃金の国の労働者にとって有利となる。日本も格差がさらに広がることになる。これまでの中流層は世界の労働者との競争に巻き込まれる。それらの労働者とくらべても群を抜いた能力がなければ、低賃金の労働者が有利になる。
そうした時代だからこそ、日本人は国際化しなければ生き残れない。
Posted by ブクログ
なぜ外国語(英語)が喋れないのか?
⇒外国語を外国語のまま使わなかった、日本語に訳してしまったのが原因
(十年英語を勉強しても身につかないのは和文英訳、英文和訳が原因)
たとえば、blue=青と直訳するけど、本来のblueは陰気、憂鬱なイメージが強い。単語で暗記してもだめ。結局、文章全体から推測するしかない。
日本企業の問題点は、国内市場がかなり大きいので国際的に進出する必要性を感じない。一方、おとなり韓国は自国の市場自体が小さいのでどうしても国際進出するしかない。
では、国際市場ですっかり出遅れた日本は今後どうすればいいのか?
著者は日本のユニークな文化(たとえばマンガとか)をどんどん広めて行けばいいと言ってる。
教育面での改善も当然必要。英語を第二の公用語へと熱く語る。
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