獲る 食べる 生きる ~狩猟と先住民から学ぶ”いのち”の巡り~

獲る 食べる 生きる ~狩猟と先住民から学ぶ”いのち”の巡り~

ビジネス・実用
1,683円 (税込)

8pt

NHKディレクターが「猟師」になるまで。

関野吉晴氏(探検家・医師)推薦!
「ヒグマ撮りからヒグマ獲りになった著者の、命に向き合う姿勢の変化が真摯に描かれている。何よりも、狩猟現場の描写が臨場感溢れていて、惹きつけられた」

物語は、NHK自然番組ディレクターだった著者がカナダの先住民を訪ねるところから始まる。トーテムポール彫刻家であり、ハンターでもあるタギッシュ/クリンギット族の“師”と知り合った著者は、狩猟を通じて野生動物の美しさとその犠牲の上に生きることの意味を学んでゆく。

「泣くな。行きすぎた悲しみは、我が身を捧げてくれた獲物に対し、失礼だ」
「獲物に最後の力が残されていたら、彼らが死を受け入れるための時間を穢してはならない」
「彼らの再生のために祈りを捧げよ」

さらに、新たな赴任地となった北海道で、一人銃を担いで山に入る「単独忍び猟」に挑みながら、野生動物たちの生態を知り、技術を磨いてゆく。そして猟期5年目、ついに「山の王者」ヒグマを仕留める。しかしそこには、思いもかけない「置き手紙」が残されていた――。

スーパーでパックされた肉を食べることが当たり前になった現代。人間がこれからも地球で生き続けるための知恵=先住民の思想と生き方に魅せられた著者が、NHKを退職して「猟師」になるまでの軌跡を綴る“生命密着ドキュメント”。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    スポーツ・アウトドア / アウトドア
  • 出版社
    :
    小学館
  • タイトル
    :
    獲る 食べる 生きる ~狩猟と先住民から学ぶ”いのち”の巡り~
  • タイトルID
    :
    1389942
  • ページ数
    :
    258ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年07月27日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    12MB

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獲る 食べる 生きる ~狩猟と先住民から学ぶ”いのち”の巡り~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    昨年の秋ごろから、ヒグマが市街地で頻繁に目撃され、決して少なくない人が被害に遭われたことは記憶に新しい。
    また、私の住んでいる地域は山が多いため、同時期から、鹿が車道に飛び出して来て事故を起こすこともめずらしくない。(ちなみに鹿と当たった場合、軽自動車などはかなりの確率で自走できないくらい破損するし、それでも死なず走り去る鹿も多い)
    これらの経験から、なにか狩猟に関する本を読んでみたいと思っていたとき、本書を見つけた。

    野生動物との向き合い方を考えさせられる一冊。
    食育にも良いと思うので、大人が内容を噛み砕いて子供に伝えていけたら、とも感じた。


    0
    2026年01月25日

    Posted by ブクログ

    とても面白い!

    狩猟に魅せれていく筆者は、
    鹿の歩き方を真似て森を歩き、
    ヒグマの親子の最期を読み取るくらいまでに
    自然と一体化する。

    筆者に影響を受けて、スーパーで肉を買うとき、私は思わず考えてしまった。
    この鳥が生きていた時、
    雌か、雄、どちだったのだろうかと。

    0
    2025年12月18日

    Posted by ブクログ

    魂を揺さぶるノンフィクションです。

    本人が書いているので、正確にはノンフィクション
    ではなく、自伝的エッセイとでも言うのでしょうか。

    カナダの大自然に生きる原住民に影響を受けた著者は、北海道で狩猟者、つまりハンターとして野生動物を追います。

    近年では北海道でもシカが害獣として目の敵にされています。

    もちろん著者もハンターなので獲物は主にシカではありますが、最終目的は「食べる」ために狩猟をしているのです。

    獲物を「仕留める」、そしてその場で「解体」、そして「食す」という太古より人類が営んできた行為をなぞっているのです。

    普段我々は「肉」をスーパーでパック売りされているのが当たり前と思っています。

    しかしそれは「命」を食しているのです。

    「いただきます」とは「命」をいただきます。という意味であることを再認識させられる一冊です。

    0
    2025年08月10日

    Posted by ブクログ

    著者がラジオで話しているのを聞いて読んでみたいと思い購入。
    体験した人にしか書けない内容を追体験させてもらいました。

    普段、スーパーで買ってきたお肉を無駄にしないように気を付け、感謝の気持ちは持てど、その動物が生きていた姿を想像することはない。きっと楽しい環境で生きていた訳ではないだろうから、あまり想像もしたくない。

    そんな風に、都会の日常には決定的に欠けている部分がある。その欠けている部分に、著者はあえて身を置いてもがいているかのようだった。

    著者は動物を狙う気持ちと殺してしまった悲しみに矛盾があると書いているけれど、私には最も自然で純粋な心の動きなのではないかと思えた。

    ちょっと不器用な感じが読み取れる文章に、嘘のない真実が描かれているように思えて、ワクワクしながら読んだけど、最後は少し詩的になりすぎていたかなぁ。結論は読者にゆだねて、退社後の生活などをチラッと書いてほしかった。

    それにしても、師匠の二人がとても魅力的だ。

    0
    2024年10月17日

    Posted by ブクログ

    山で一頭の獣を獲る。それはスーパーで肉を買うのとはまるで違う。そこには、つい先ほどまで生きていた命の温もりがある。狩猟と先住民の暮らしを通して、人間もまた「食べられる側の命」に支えられていることを見つめる。獲物を仕留め、解体し、食べる。その営みは残酷さではなく、命から目をそらさない姿勢でもある。現代の暮らしでは、生と死の間が見えにくくなった。しかし、食卓の向こうには必ず命がある。獲る、食べる、生きる。その三つを一本の線で結んだとき、人もまた自然の外ではなく、いのちの巡りの中にいることに気づかされる。

    0
    2026年08月09日

    Posted by ブクログ

    すごく面白かった!
    生きている限り、"いのち"を頂くことから逃れることはできない私達。その事実から目を逸らさず、頂いたいのちの分まで大切に生きていこうと思える1冊。

    冒険譚としても、自然科学本としても、非常に優れた文章と感じた。黒田未来雄さんは元NHK職員で、『ダーウィンが来た!』などの自然科学番組の制作に関わるディレクターを経験されている。
    読者を引き込む話の作り方が上手く、自然科学に対する知識は幅広く、引き込まれてしまった。

    ご本人の中にある哲学や、北米原住民の伝承に由来する宗教観が丁寧に描かれていて、共感する部分も多かった。
    私も私の中の哲学や、八百万の神々に対する畏敬の念のようなものを大切に守りながら生きていこうと思った。

    0
    2026年04月05日

    Posted by ブクログ

    星野道夫の文章に似ている(著者は星野に憧れ、アラスカで彼の軌跡を追った)

    自分の中で葛藤してる(便利で不自由のない生活が幸せか、疑問を持つ)

    アラスカの原住民と交流してる(長期休暇でカヌーやナイフ造りを教わる)

    狩猟を通じ、命との向き合い方について学んだ(狩猟の醍醐味や野生動物の生命力、命の繋がり)

    NHKのディレクターという社会的に地位が高く安定した職を辞して、本格的に北海道で狩りを始めたそうだ!

    現代版、星野道夫の今後が気になる!

    是非これからも、エッセイを出して欲しい。


    0
    2025年05月12日

    Posted by ブクログ

    いのち
    家畜の現状
    これは世間には知らされない

    お金が回らなくなる
    商売が出来なくなる

    見て見ぬふりをするのだ
    知識を得た上で、どのように行動するか選択する
    選択肢があることが人間の強みだと思う

    幸せをどう定義しますか?

    0
    2024年10月05日

    Posted by ブクログ

    飽食の現代において、あえて狩りをする事を深い知見を得られる書籍。狩りの体験談の真新しさはもちろんのことが、もっとも特筆すべきは、文章のきめ細かさである。文字たちが踊るように輝いている。

    0
    2024年09月30日

    Posted by ブクログ

    野生動物との向き合い方には色々あるだろうが、狩猟に何故か関心がある。実際には自ら手がけることはないが。
    筆者はその気持ちと行動が昂まっていることが伝わる内容で、この読書を通じて自然の凄さをこちらも感じることが出来る。まさに生前の星野道夫が写真で伝えたかった事と同じだろう。まさに今この時同じ時間に、どこかで熊や鹿や鷲が生きているという事実。

    0
    2024年08月02日

獲る 食べる 生きる ~狩猟と先住民から学ぶ”いのち”の巡り~ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    スポーツ・アウトドア / アウトドア
  • 出版社
    :
    小学館
  • タイトル
    :
    獲る 食べる 生きる ~狩猟と先住民から学ぶ”いのち”の巡り~
  • タイトルID
    :
    1389942
  • ページ数
    :
    258ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年07月27日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    12MB

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