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自分らしく生きるために、実家を出たい。
その一心で両親に「妊娠」という既成事実を突きつけ、家出同然に家を飛び出した。
生まれた息子は重度の脳性麻痺だったーー。
本書は、誰よりも自分を信用できなかった少女が、障害とともに生まれた我が子を、誰よりも自分を信用できる子に育てようと挑んだ、23年間にわたる親子と家族の成長記録です。
他の誰かになんてならなくていい。
どんな過去も、どんな現在も、私たちは自分の手で、希望へと変えることができる。
そんなメッセージが詰まった本です。
「自分を好きになりたい」
「未来に希望が持てない」
「一歩踏み出す勇気が欲しい」……。
そんなあなたに読んでほしい1冊です。
Posted by ブクログ 2024年04月11日
自分に子どもはいないけど、
子どもについて考えることが増えた。
身近に障害をもった従姉妹がおり、
その子は話したりが出来ない。
その妹がヤングケアラーみたいな感じで
色々なサポートをしているのを見ていて
ほんとうに色々、考えることが多い。
子どもたちについて、
また、自分自身について。
考えさせ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月17日
さらっと読めて、勇気が出る。とても元気になれる書でした。大阪のきもったまかあちゃんが、自分の過去も弱みも全部を綴っている。なかなかできることではない。
p.126 なんで自分は歩かれへんのに、つかさは歩けてるのかって思ってる?そうやな。この家族で歩かれへんのはあんただけや。亮夏、義足ってわかる?...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月04日
人の目を気にして、「いいこ」でいようとしてしまう。
自己肯定感が低い。
何者にもなれない自分に諦めている。
そんな自分を全力で肯定して、背中を押してくれる本。
「あなたはあなたのままでいい」というメッセージが、全体を通して力強く伝わってくる。
脳性麻痺の息子さんにかける言葉が、読者を勇気づける。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月13日
母親と障害を抱えた子との実話です。
嫌いだった過去の自分の経験・考え・人生を反面教師にして、自分のことを好きでいられる人間に子供を育て上げてきた著者の経緯が話し言葉口調で綴られています。
「自分がして欲しかったけどしてもらえなかったことをしてあげる、されて嫌だったことをしない」
なかなか子供時代に経...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月09日
家庭内に自分の居場所を見つけられなかった少女が、家を出るために交際相手に「妊娠させて」と頼む。首尾よくおめでた婚にこぎつけ家を出たが、生まれた子供は重度の脳性麻痺だった……。
なんとも悲劇的な展開で延々と苦労話が綴られるのかと覚悟したが、全然そんなことはなかった。
もちろん障がいのある子を育てる苦労...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月26日
重度の脳性麻痺の息子の車椅子を押すお母さんが著者。
すごい人。とてもポジティブ。
元気が出る。
この著者は、人をみて、どうふるまえばよいのか?
瞬時に判断して、上手に付き合うことができる人。
上手い。
アホになる技、私は使ったことがない。
そういう場面になったら、使ってみようと思った。
苦しいはずな...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月06日
何でもいいから「動く」ことから始めてみようという気になった。
辛いことが多かったと思うけど、描写がサラッとしか書かれてなかったから病気のこととかもう少し詳しく知りたかった。
あと、亮夏くんの脳性麻痺が分かった時に作者さんのお父さんが言った言葉、、、わたしだったら許せない。ここについて最後まで触れられ...続きを読む
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