アベノミクスは何を殺したか 日本の知性13人との闘論

アベノミクスは何を殺したか 日本の知性13人との闘論

999円 (税込)

4pt

3.6

「日本経済が良くなるなんて思っていなかった、でもやるしかなかった」(日銀元理事)。史上最悪の社会実験「アベノミクス」はなぜ止められなかったか。どれだけの禍根が今後襲うか。水野和夫、佐伯啓思、藻谷浩介、翁邦雄、白川方明ら経済の泰斗と総合的に検証する。

...続きを読む

アベノミクスは何を殺したか 日本の知性13人との闘論 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年01月14日

    アベノミクスの名の下、リフレ派がやりたかった事は政策では実を結ばず、結局はコロナやウクライナ、ガザといった世界の不安定化によって目的に向かいつつある様な感覚がある。日本一国ではどうしようもなかったと考えると忸怩たる思いがある。

    金融緩和の代償として背負った一層の財政不健全。
    日本国債が潮を引くよう...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月19日


    アベノミクスの名付け親である朝日新聞記者原真人が、
    13人の論客と、アベノミクスの功罪について語り切る。
    原はもともとこの経済政策を揶揄して「アベノミクス」と表現したのだが、
    後にこれは政策を礼賛する言葉になっていったという皮肉。
    失われた20年を30年にし、財政をさらに悪化させ、官僚の役割を破壊...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月26日

    「失われた20年」を是正すべく歓呼の声を持って迎え入れられた「アベノミクス」は、後世に莫大なツケを残し壮大な失敗に終わろうとしている。

    かくいう私も当初はクルーグマンの提言に魅力を感じていたひとりではあるが。

    「アベノミクス」が危うい、目標達成が困難かもしれない状態になってからも株価が上昇したと...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月02日

    リフレ派の言うことは端から信じていなかったが、あれだけの社会実験をやったのだからこういう総括は必要だ。結局小野氏が言うように将来不安に備えた貯金を取り崩してまで欲しいものがなくなったバブル以前の中高年世代と、貯金もなく欲しいものも買えない氷河期以降の世代がお金を使わなくなったことがデフレの真因だろう...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月21日

    自称アベノミクスの名付け親、アベノミクスという呼称は、レーガノミクス同様否定的文脈で用いたらしい。安倍晋三の経済ブレインであった浜田宏一からは、天敵呼ばわり。著者の自己紹介である。これらを自らの勲章として、述べるのはアベノミクスの功罪。いや、タイトルに「何を殺したか」とある通り、バランスの良い本でな...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月09日

    「輪転機をぐるぐる回して、日本銀行に無制限にお札を刷ってもらう」「建設国債を大量に発行し、日銀に引き受けさせる」
    安倍総裁が選挙演説で口にしたこの言葉は、にわかには信じられなかった。立派な財政ファイナンスではないか。しかもそれを大衆の前で堂々と言うなんて。
    その後、選挙で大勝して政権に返り咲いた安倍...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月22日

    正直、話題が難しすぎて、アベノミクスはどのような成果や弊害があったのか、今後の影響は?ということが全く分からなかった。
    私は経済学には全くのど素人で、行動経済学に「なるほど」と関心を抱く程度だ。
    ミクロ経済もマクロ経済もリフレ政策もMMT(現代貨幣理論)もよく知らない。

    異次元の金融緩和とやらで、...続きを読む

    0

アベノミクスは何を殺したか 日本の知性13人との闘論 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

朝日新書 の最新刊

無料で読める ビジネス・経済

ビジネス・経済 ランキング

原真人 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す