ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
5pt
南アフリカのボツワナに暮らす狩猟採集民、セントラル・カラハリ・ブッシュマン。丹念な会話分析と出来事を根底から把握する身体配列を手がかりに、その独特なセンスを浮かびあがらせる。権力と強制と傲慢を徹底して嫌い、みずからの生きる世界と粘りづよく交渉を重ねる彼らの社会は、私たちにもう一つ別の生の形がありうることを示している。直接経験に根ざした「等身大の思想」の実践を呼びかける、フィールドワークの結晶。
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ 2009年10月04日
ブッシュマンの住むアフリカでのフィールドワーク。専門書にも分類されうるだろうが、作者が密着した人物が何度も登場するため、一つの物語を読んでいるような面白さもある。ブッシュマンの社会では、子供につける名前が、その時々の記憶や情念を忘れないようにするためのものであるため、過去に基づくもので中には負のイメ...続きを読むージのものや不吉なものもある、というのが、子供の幸福を願って未来に向けて明るいイメージの名づけをする日本と対称的で面白かった。自分とは全く異なる他者の世界に入り込み、理解することで、更に自己の属する社会をも理解する、というマリノフスキー(たぶん)が唱えた文化人類学のフィールドワークの意義とは正にこれかもしれない。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
ブッシュマンとして生きる 原野で考えることばと身体
新刊情報をお知らせします。
菅原和孝
フォロー機能について
「中公新書」の最新刊一覧へ
「雑学・エンタメ」無料一覧へ
「雑学・エンタメ」ランキングの一覧へ
ことばと身体 「言語の手前」の人類学
「菅原和孝」のこれもおすすめ一覧へ
▲ブッシュマンとして生きる 原野で考えることばと身体 ページトップヘ