B‐29の昭和史 ――爆撃機と空襲をめぐる日本の近現代

B‐29の昭和史 ――爆撃機と空襲をめぐる日本の近現代

990円 (税込)

4pt

3.5

B‐29――太平洋戦争を描いた作品には必ずと言っていいほど登場する戦略爆撃機である。1940年代初頭に開発され、当時としては破格の5000キロメートル以上の航続距離を誇ったこのアメリカ軍の長距離重爆撃機は、1944年以降本土空襲を繰り返し、広島と長崎に原子爆弾を落とした。模型や爆音レコードが販売される戦時下の“人気コンテンツ”となったB‐29は、今も『火垂るの墓』などを通して知られている。B‐29はいかにして、太平洋戦争そのものを象徴する存在になったのか。豊富な資料から読み解く、B‐29と日本人の歴史。

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B‐29の昭和史 ――爆撃機と空襲をめぐる日本の近現代 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年11月02日

    筆者はあとがきにおいて「B-29を単に飛行機としてではなく、それによってもたらされた体験を表すものととらえたうえで書くことにした」としているように、B-29の開発史などは控えめで、それによって行われた空襲を経験した人々の記録や、防空対策の対象としてとらえられていたB-29、そして戦後にはアメリカとい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月23日

    小さい頃読み漁った戦争漫画だとB-29の思い出が多い。恐らくは図書室に全巻揃っていた「はだしのゲン」からの広島原爆投下のイメージとインパクトが大きかったのだと思う。子供ながらに先端の網目の様に描かれたガラスの風防のイメージは良く記憶に残っている。恐らくは爆撃をある程度人の目視に頼っていた時代だからこ...続きを読む

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