第10回静岡書店大賞受賞の横関大が誘う最高の感動。
世界中の強豪選手が集結した「第1回東京レガシー卓球」。
会場では、ある中国の補欠選手が注目を集めていた。
初戦でいきなり世界ランク3位の選手を一蹴した男のユニフォームには、なぜか日の丸が縫い付けられているのだ。
彼は一体、何者なのか。
次々と明らかになる男の過去。
ことの発端が21年前のある出来事に関係していると明らかになり--。
過去と未来が交錯する、絆のラリーが始まった。
Posted by ブクログ 2023年05月03日
感動した。感動した。これほどまでに大傑作の青春ミステリーは読んだことがありません。はじめのうちはミステリー要素がなく単なる青春物語風かと思いましたが読み進めて行くと手に汗にぎる感動作でした。黄色いバトンがラスト近くでいいキーポイントとなりそして「メロスの翼」の題名の深い意味を感じることができるでしょ...続きを読む