ターミナルから荒れ地へ 「アメリカ」なき時代のアメリカ文学

ターミナルから荒れ地へ 「アメリカ」なき時代のアメリカ文学

2,035円 (税込)

10pt

3.8

アメリカ文学は、ようやく「アメリカ」を語らない、ただの文学になった――気鋭の翻訳家が紹介する一番あたらしく刺激的な読書案内。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ターミナルから荒れ地へ 「アメリカ」なき時代のアメリカ文学 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     軽妙洒脱にアメリカ文学を語り、紹介していく。僕は、まるでラジオDJを聞いているような感覚を覚えた。

     奇想、大陸横断、戦争文学における父性の不在や英語を母語としない者による英語による創作。テーマごとに比較や比喩を織り交ぜ、本屋の書棚から抜き取り、手にもってみたくなるように読み解かれていく。

     

    0
    2022年05月21日

    Posted by ブクログ

    「アメリカ」が変化していること、がわかった。ヒスパニックやメキシカン、カリビアン(だったかな、カリビアンっていうのをわたしはドラマ「オレンジ・イズ・ザ・ニュー・ブラック」で知った)など移民が増えて、「白人」が少数になってきている、っていうのはきいていたけれども、そういう流れで「アメリカ文学」も変わっ

    0
    2016年10月13日

    Posted by ブクログ

    そういえば、近頃確かに「アメリカとは何か」という主題の小説にあまりお目にかからない。ロードノベルも激減しているように思う。
    アメリカで書いている作家たちの出身も多彩になった。

    読んだばかりのカレン・ラッセル「お国のための糸繰り」やダニエル・アラルコン、つい最近肉声で朗読を聞いたセス・フリードなどが

    0
    2016年03月17日

    Posted by ブクログ

    理想的で立派な「アメリカ文学」を追い求める時代は終わり、移民作家の台頭によって変化しつつあるアメリカの小説たち。〈ターミナル化〉と〈荒れ地化〉をキーワードに、翻訳者が新しい時代の小説の地図を描く文学ガイド。


    グローバル化によって「テクノロジーと移動が生み出す世界、かたやそれと同時に進行していく不

    0
    2023年04月30日

ターミナルから荒れ地へ 「アメリカ」なき時代のアメリカ文学 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

藤井光 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す