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萎縮する外食業界で気を吐くサイゼリヤ。その強さの秘密、着々と展開する企業力を念入りな取材で解き明かす――。10店舗程度の規模で大手メーカーにPBを依頼、「いずれ200店を超すから一緒に大きくなろう」と大企業相手に平然としたもの。その通りになった。どころか、国内1000店構想も目前だ。大風呂敷を現実にするのがサイゼリヤの創業者・正垣泰彦氏。順風満帆かと言えば、そうではない。創業店が火事で丸焼け、そこからの出発だ。で、『3.11』同社の心臓部、福島・白河高原農場および工場も被害甚大。だが、すぐに仙台で塩害に強いトマトの栽培指導に動き出した。チェーン企業だからできる、これが正垣氏の考える支援策なのだ。20年近く取材し続けた気鋭の著者がサイゼリヤを徹底解剖!!
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Posted by ブクログ
【※本稿はPodcast番組「地方経営者読白」の内容をもとに、AIによって生成した感想文です】
家族5人で佐久平イオンの2階にある店舗によく行くのですが、私にとってサイゼリヤはもはや社会インフラ。その強さの原点を知りたくて本書を開きました。
驚いたのは、イタリア料理に本当に合うレタスを育てるために、福島に広大な山を買い、6000万円もするストーンクラッシャーという重機を投入して自ら開墾を始めたというエピソード。安く仕入れるためではなく、「狙った味」を実現するための凄まじい執着心に圧倒されます。また、他社の価格など一切気にせず、客が絶対に買いたくなる価格を直感で決め、理系の生産性で利益をひねり出すビジネスモデルも経営者として痺れました。
最初の店が火事になった際、母親から「店がなくなるなんて最高じゃない」と言われて育った創業者の、ピンチを丸ごと楽しむマインドは圧巻の一言です。
この刺激的な読書体験の続きは、ぜひPodcast番組「地方経営者読白」に聴きに来てください!番組URLはプロフィールに掲載しています。
Posted by ブクログ
この本を読んだらサイゼリアに行きたくなります。
単に安いというイメージしかなかったのですが
実は価格に対する考え方は
「普通の人たちが日常的に食事ができる価格は?」
「前菜からデザートまでのフルコースで食べても負担に
ならない単品価格は?」
という問いかけから出来ているようです。
また、豊かな食事をしてもらう為に、ワインを飲みながら
前菜からデザートまで、お客が好きなもの選んで食べると
おいしいと思うように設計されているようです。
私は今までサイゼリアは大盛りが無いので、パスタを
ダブルで頼んでいましたが、これからはコンビネーションで
食べようと思いました。
正垣会長がサイゼリアの立ち上げ期に火事でお店を全焼した
そうです。当時はそんなに儲かってもいなかったので
これを機会にやめるつもりでいたそうですが、
その時の会長のお母様のコメントが粋です。
「せっかく火事が起こったのにやめるなんてもったいない。
いいかい、苦労や問題というのは自分を成長させてために
起きているんだから、正面から受け止めなさい。火事で
店が無くなるなんて最高じゃないの」
正垣会長はのちにメラミン検出問題やデリバティブで170億の
損失を出した時も「起こっている事は事実なんだから、
ありのままに受け止めなければならない」と言って
チャンスととらえてどうするかを考えたそうです。
私もサイゼリアファンになりそうです。
Posted by ブクログ
楠木建教授が戦略本30冊として取り上げていた1冊。残念ながら、「戦略読書日記」では取り上げられていなかったので、楠木教授の解説を読むことはできないのだが、どんな解説をしていただろうと想像しながら読んでみた。
「ストーリーとしての競争戦略」で、競争優位の方法としてSP(Strategic Positioning)とOC(Organizational Capability)という2つの方法があることを解説していたが、徹底して拘ったOCがサイゼリアの競争力の源泉であると思った。開業当時イタリアンはまだ普及していなかったので、目の付け所はもちろん特筆すべきところではあるが、後続するコンペティターが全く太刀打ちできないような低価格(それも、もちろんただ安かろう悪かろうというのではなく、品質を担保しながら低価格を実現している)は長年にわたるOC改善の賜物である。
「ビジネスの目的をお客様に喜んでもらえること」と徹底していることも素晴らしい。サイゼリアは大好きだが、さらに好きになった。
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