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Posted by ブクログ
食用とされるべき運命にまつろわぬ豚は
世界のシステム・リーンカーネーションの輪から離れ
再生を拒む亡霊として漂い続けるのだ
亡霊は、同じくまつろわぬ意志を持つ者のにおいをかぎつけ
これにすりよってくる
それが不幸のしるし…いわゆる「厄」である
しかし、そのように厄を受けることは、結果的に
生き方を反省する契機となるもので、必ずしも悪いことではない
懺悔するべきである
亡霊を引き寄せる心のやましさを
死者の世界の入り口に向かって吐き出すのである
そうすれば一時的にせよ
罪は許され、不幸を遠ざけることができるだろう
「豚の報い」は、優柔不断な若者がなりゆきで預言者となり
沖縄本島から、スナックのママたちを約束の地へとみちびく物語
少年よ神話になれである
これが、オウム事件の直後にもかかわらず芥川賞を獲ってしまった
ニューエイジ・オカルトの延命策か
当時、米兵の暴行事件があって
沖縄問題がマスコミにクローズアップされていたのは確かだが…
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