数学の女王
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数学の女王

1,826円 (税込)
913円 (税込) 5月9日まで

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かっこいいのに等身大、警察小説の新ヒロインふたたび。
第67回江戸川乱歩賞受賞作『北緯43度のコールドケース』のシリーズ2作目!

博士号を持つ異色の警察官・沢村依理子は、中南署から本部の警務部に異動となる。
とある出来事で監察官室に目をつけられている沢村は、これは報復人事ではないかと疑う。
そんな中、新札幌に新設されたばかりの北日本科学大学で爆破事件が発生。
これを機に沢村は突然捜査一課に異動となるが、ただし警務部付ーー果たしてこの人事の意味は何なのか。

一方、爆破事件はいつまで経っても進展がない。まさか北海道でテロ事件が起こったのか。
公安との駆け引きの中で進めていく捜査、しかも沢村は突然班長を任されることに。
新天地でまだぎこちない沢村は、新参者の班長に対して心中複雑な班員たちをどうまとめていくのか。
そしてなかなか実態がつかめない爆破事件の犯人は、いったいどんな人物で、どんな目的があったのか。
事件の謎を解く鍵は「数学」「研究者」「ジェンダーバイアス」そして「名声への飽くなき執着」ーー。

女性研究者として博士課程まで進み、アカハラによって恋人を亡くすという経験をした沢村だからこそたどり着ける真相が、そこにはあった。

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数学の女王 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年09月07日

    ストーリー、スピード感、心理描写、そして舞台の札幌、今回も好みが揃ってます。主人公の沢村はじめ、周りの刑事、特に今回は松山が良い。公安が出てきてあやふやなけつまつになるのでは?と危惧しましたが杞憂でした。前作は前半が少し重かったですが、今回はバックグラウンドの説明は不要なので、冒頭から早い展開。純粋...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月08日

    こんな事は言いたくもないし、認めたくもないが、涼子のような悲しい思いをしている人は、たくさん存在すると思う。
    そして、心が折れ、大事なことを見失ってしまうのかもしれない。でも、囚われてはいけない、その悔しさに。

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    Posted by ブクログ 2023年12月11日

    読書備忘録785号。
    ★★★★☆。

    またやってしまった!
    前作があるシリーズだったんですね・・・。涙
    北緯43度のなんたらっていう作品。
    主人公大学院卒のキャリア、沢村依理子警部補の登場物語を先に読むのだった!
    まあ、後の祭りです・・・。

    北日本科学大学大学院。
    学長の桐生真(女性)の元に、母校...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月07日

    2023.11.07
    初めての著者。タイトルと表紙に魅かれて。
    崇高さを感じる、+αのミステリーだった。出会えて良かった!

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    Posted by ブクログ 2023年05月21日

    前半は説明が多くて翻訳本のような感覚になり苦手だな~と思ってましたが後半はどんどん面白くなって一気に読み終えました。

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    Posted by ブクログ 2023年05月12日

    前作で恋人の死によって描かれていたアカハラが裏テーマに。大学院のポスドクの問題なんかもさらっと描かれる。公安との関係性など読みごたえあった。

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    Posted by ブクログ 2023年05月03日

    「北緯43度のコールドケース」シリーズ2作目。

    博士号を持つ異色のノンキャリ刑事・沢村依理子が大学院で起きた爆発事件に挑む。
    異色の人事、部下の不信、公安との駆け引き、スパイは誰か、そして真犯人は?

    アメリカの爆弾魔ユナボマーへの手紙で始まる出だしでつかみは完璧。前作より読みやすくなった文体と先...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月03日

    博士号を持つノンキャリ女性刑事が、今度は爆弾事件に挑む! 鬼シブの警察小説を堪能せよ #数学の女王

    ■きっと読みたくなるレビュー
    博士号取得のノンキャリ女性刑事が、警察組織の荒波にもまれつつも、生真面さと情熱で事件解決に奔走する警察小説。『北緯43度のコールドケース』に続く、沢村依理子シリーズの第...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年04月30日

    アカデミクスやジェンダーなど社会問題が自然に取り込まれたストーリーが秀逸。女王は誰か?ハラハラしながら読み進められた。舞台が新札幌なのも斬新。

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    Posted by ブクログ 2023年04月06日

    前作に続き沢村依理子が女性という警察官の中でのハンデを抱えながら、チームとして居場所を築いていく。爆弾犯人の捜査、アカデミーな大学でのパワハラなどももちろん面白かったが、警察内部の人間模様がもっと面白く思えた。

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数学の女王 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    288ページ
  • 電子版発売日
    2023年01月24日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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