だから山谷はやめられねえ 「僕」が日雇い労働者だった180日

だから山谷はやめられねえ 「僕」が日雇い労働者だった180日

605円 (税込)

3pt

ごく普通の大学生の「僕」は、就職活動を前にしてドロップアウト。そして始めた東京・山谷でのその日暮らし。宿なし・金なし・家族なしの中年男たちと寄せ場や職安に通い、飯場の世界にも飛び込んでいく。彼らは、そして就職を選べなかった「僕」は、ダメな人間なのか? ドヤ街の男たちと寝食を共にした一人の若者による傑作ノンフィクション。幻冬舎アウトロー大賞(ノンフィクション部門)受賞。

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だから山谷はやめられねえ 「僕」が日雇い労働者だった180日 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年12月19日

    さいわいなことにというべきか、未だ私には縁のない世界のお話である。飯場やドヤの生活を、言いと思うが絶対イヤだと思うのか、読む人の反応は真っ二つに分かれそうだな。おそらく著者が経験した部分より、さらに酷く、闇が深い部分も多くあるのだろうが。

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    Posted by ブクログ 2016年06月30日

    面白い。
    実体験のノンフィクション。
    著者と同様に、ホームレスとか、宿無しの日雇いで働いてる人とか、いわゆる社会のレールから外れてるような生き方に興味があるなあ。

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    Posted by ブクログ 2012年01月06日

    日雇い労働者の街、通称ドヤ街。
    その中でも日本有数のドヤ街といえば東京「山谷」。
    実際行ったことはないのだが、地名は知っていた。
    頭に浮かぶ街のイメージは良くはない。ただそんな場所でも懸命に生きる人もいれば、温かい人情だってあることをこの本を読んで感じた。

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    Posted by ブクログ 2017年12月27日

    いわゆるドヤ街と呼ばれる山谷と、工事現場の飯場などの滞在記。会った人との交流内容と、人間観察が主。

    ドヤ街という言葉は最早過去の物だと思うが、今で言うインターネットカフェやシェアハウスのようなものと言えばどうだろうか。

    金がない人の逃避先が酒やギャンブルからインターネットになっていると感じる昨今...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年08月31日

    日雇い労働者の実態が書かれたルポ
    山谷という場所はセーフティーネットになってるんだなと思った。
    やっぱりルポルタージュはなかなか接することのできない世界を生々しく知れておもしろい。知見が広まる。

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    Posted by ブクログ 2012年03月19日

    今までの人生に疑問を感じている現役大学院生が飯場(はんば:簡単に説明すると住み込みで働ける土木工事)に潜り込みその実態をレポート。
    飯場での仕事内容や給与形態がわかります。
    人それぞれ人生がありまた価値観のおき方によってその人生も大きく変わっていくと思います。
    何が勝ち組で、負け組みであるのかが考え...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年10月06日

    <ごく普通の大学生の「僕」は、就職活動を前にしてドロップアウト。そして始めた東京・山谷でのその日暮らし。宿なし・金なし・家族なしの中年男たちと寄せ場や職安に通い、飯場の世界にも飛び込んでいく。彼らは、そして就職を選べなかった「僕」は、ダメな人間なのか?ドヤ街の男たちと寝食を共にした一人の若者による傑...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    当時、大学院生だった著者がドヤ街「山谷」や飯場に潜入し、その内側と現実世界を行きつ戻りつする最下層ルポ。ちょっと眺めるつもりで手に取ったのだが、あまりの面白さに一気読みしてしまった。

    ところどころ青臭い記述が鼻につくものの、日雇い労働者の生活、街、意識を的確にとらえ、そして自らがその一部と化してい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年08月01日

    大学卒業ごの進路を決めかねた青年が、とりあえず大学院に進み、山谷や飯場で仕事をしてみた体験記。
    青年によくあるモラトリアムと言ってしまえばそれまでだが、フリーターではなく、日雇い労働者の生活を体験して彼らの考え方に触れてみようと思うところが、面白い。
    あとがきによれば、2008年には番組製作会社で仕...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年03月18日

    大学院生だった筆者が、山谷や飯場での生活を送ることで、実際に生活している労働者の生の声をすくい上げているのが本書の特徴である。
    実際に生活が送るとは言っても、筆者には帰れる家があるので、労働者たちとは少し心持ちが違う。
    だからこそ、客観的に見られているというところもあるが。
    本書を読むまで、僕は山谷...続きを読む

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