ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
8pt
「普通じゃない」は可能性だ! 「障害」が絵筆となって生み出されるアート作品を世に解き放つ双子の起業家。ジャケット、バッグ、さらには駅や空港のラッピングと、その活動範囲はこれまでの常識を軽く飛び越え広がり続けている。「僕らは未来をつくっているんだ」という彼らの原点、軌跡、そして未来を初めて明かす一冊。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
"この国のいちばんの障害は「障害者」という言葉だ。" "障害は、「障害者」にあるのではない。社会の方にあるのだ。資本主義社会の仕組みが「健常者であること」が前提のものとなっていて、社会変革やテクノロジーの進化が追いついていないため、やむなく障害が生じてしまっている。&...続きを読むquot; 確かに、視力が低くてメガネなしでは生活できない人も一般的には障害者と扱われていないことからして、「障害者は社会側が規定している」側面があることに気付かされた。 "ヘラルボニーが開拓している市場は、プロダクトでもインテリアでも、ライセンスでもアートでもなく、「思想」だということ。"
見てみぬふりをする、またはかわいそうと思い過剰反応する。これまで障害者と接するときには常にそういう壁を作ってきたがこの本を読んで考え方がおおきく変わった。 特性を生かして素晴らしいアートを創作するパワーを持つ作家がたくさん存在して、独自の魅力が人を感動させ動かしビジネスを生み出している。 アートの世...続きを読む界に新風を起こしたヘラルボニーと関わりを深めることで自分の感性を豊かにしたいと思う。
先輩からの贈り物であるコピー『異彩を、放て。』まんまを体現され起源や“違いをリスペクトする”精神を貫かれ、世界中から尊敬される企業となり、素晴らしいですね。 実際の商品に触れた際にも洗練されたオシャレな作品に目を奪われました。 おめでとうございます。
社会通念を変革するビジネスとはこういうことを言うんだと、再認識させられた一冊。ヘラルボニー創業ストーリーが丁寧に語られつつ、会社としての想いの部分や、ビジネスの広がりを感じられた。 心に残るフレーズも多く、折を見て読み返したい一冊でした。
ダウン症の兄をもつ双子の弟。 どんなことを考え、兄が生きやすい世界を作ろうとしているのかなぁ。 そんな漠然の思いでこの本をとってみた。 彼らの兄をはじめとする いわるゆ健常者でなく、知的障害の可能性をどう社会に浸透させていくか。 福祉団体でなく株式会社でやっている意味にすごく共感した。 今後のベラ...続きを読むルボニーに期待しかない。
価値観の革命。 以前からヘラルボニーのことは知っていたけど、この本を読むことで、やっと理解に近づいた気がする。 それと同時に、自分がやりたいこと。自分がやるべきことが少しだけ見えた気がする。 自分にとっての聖書となりました。
約1年前、初めて盛岡のマザリウムで初めて「ヘラルボニー」というものを知り、なんじゃそりゃ?ってかアートがある部屋値段高ぇな……と思った自分。 それから1年弱、ヘラルボニーのアートを知り、なぜか心揺さぶられるようになった自分。 この変遷に我ながら驚き、創業者である松田兄弟がベンチャー界隈では有名である...続きを読むことを知り、本書を購読。 ヘラルボニーの取り組みが社会的に素晴らしいことは疑いようはなく応援しているが、自分がヘラルボニーのアートに魅了されている(そして最近ついにグッズを買ってしまった)のはおそらくそれが理由ではない。 本書でも語られているように、異彩作家の方の「人間の加工されていない芯の部分」が表出した結果としてのアートが、直接的に心に響いているのではなかろうかと腹落ち。そう考えると、ヘラルボニーの、異彩作家のファンは今後どんどん増えてくるのではなかろうか。 いずれにしても、アートそのものに対する応援だけではなく、ヘラルボニーというチームそのものに対しても益々応援したくなる、そんな本でした。
COTEN RADIOでヘラルボニー創業者の松田兄弟のゲスト回があり、ヘラルボニーという会社に興味を持った。また偶然なことに、そんなことを伝えてもいなかった私の妻がこの本を買ってきて家で読んでいたので、2つのきっかけで私もこの本を手に取ることにした。 会社概要は前述のラジオでざっくり知ってはいたが、...続きを読むこの本では松田兄弟が幼少の頃から結社に至るまでの物語も語られている。生きていく中でどういった想いを抱き形にしていきたいと思ったか、詳細に描かれていて、後半で様々な形になって結実していくところで目頭が熱くなった。 るんびにい美術館の方のコラムが入っているのも良かった。創作をする障害者の方を身近で見てきたからこそ、ヘラルボニーに何を求めるのかについて想いが綴られていて、ヘラルボニーの立ち向かっている問題の解像度がより上がった。 「知らない」ことは「怖い」ことなんだと感じる人が多い中、ヘラルボニーの打ち出すメッセージやブランドが、一人でも多くの人に届いて、その漠然とした恐怖を打ち消し受け入れる気持ちにしてくれることを願う。
数年前から、ヘラルボニーという不思議な語感の会社の名前を聞くことが増えてきた。鮮やかな障害者アートをデザインに取り込んで世に発信している会社というイメージである。 『異彩を、放て。』という挑戦的なタイトルと、目を引くカバーデザインが目に飛び込んできたとき、以前からこの会社に興味があり、迷わずに手に...続きを読む取った。一読、とても良い本だった。 本書は双子の松田崇弥・文登さんによるヘラルボニー創業から2022年現在までの軌跡である。お二人の実直な性格がにじみ出る文章に共感と感動を覚えた。私の目を引いた表紙デザインは、知的障害のあるお兄さん・翔太さんの手によるものであるという。 障害者の作品をビジネスで通用させる。お二人の意図はそんな簡単なところにあるのではないらしい。障害のあるなし関係なく、すべての人の可能性をひらきたい、その人らしく暮らせる社会にしたいという思いが感じられる。アートはまずその一歩に過ぎないのだ。 障害者を食い物にするのかと、陰に日に言われることもあるだろう。しかし、本書を読めばそんな非難は的外れであることがわかる。こういう若い方がおられるということにとても心強いものを感じ、大いに刺激を受けた。 ヘラルボニー、なんだそれ、という方はぜひ本書を読んでみてほしい。このプロジェクト、凄いです!
「あるがままで、あたりまえに」 そういう社会にしたい。そのために動きたい。 その願いの何歩も先を、何段も上で進んでいるのが、本著の作者が手がける「ヘラルボニー」であることが改めてわかった。 追いつくどころか、後を追うことすらできるか自信がないけど、思いを抱いている以上、続きたい。 まさか、オ...続きを読むリジナルで生み出したはずのフレーズ「あるがままで、あたりまえに」が出てくるとは思わなかった。 「障害があっても、ありのままでいられて、当たり前に肯定される世界。」(p189) 抱く想いは間違っていなかった。 そう思わせてくれた一冊。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
異彩を、放て。―「ヘラルボニー」が福祉×アートで世界を変える―
新刊情報をお知らせします。
松田文登
松田崇弥
フォロー機能について
「ノンフィクション」無料一覧へ
「ノンフィクション」ランキングの一覧へ
一覧 >>
▲異彩を、放て。―「ヘラルボニー」が福祉×アートで世界を変える― ページトップヘ