速記者たちの国会秘録

速記者たちの国会秘録

作者名 :
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作品内容

「特等席」に座り続ける国会速記者の証言は、そのまま戦後政治の裏面史である。ある者は東京裁判の判決文に関わって監禁生活を強いられ、ある者は吉田茂の「バカヤロウ」を聞き逃さず記録し、またある者は乱闘国会で前歯を失った。仰天の漢字誤読議員、田中角栄が見せた激昂、ずぶ濡れでなだれ込んできた安保デモ隊、中曽根康弘の思わぬ差し入れ――。「もの言わぬ職人」四十人が初めて固い口を開いた、本邦初の貴重な証言録。

カテゴリ
ビジネス・実用
ジャンル
社会・政治 / 政治
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮新書
ページ数
207ページ
電子版発売日
2011年05月27日
コンテンツ形式
XMDF
サイズ(目安)
1MB

速記者たちの国会秘録 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年03月06日

    心に残った中曽根康弘さんの言葉。

    〜手を動かす速記者を見ながらよく考えて発言することで、発言の内容、練度を向上させる効果をもたらした。

    録音機械に任せては、議員の発言が浅くなってしまう 〜


    これはPC世代の人間への警鐘とも受け取れる。
    ITが発達しても人にしか出来ないことの最たるもの...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2011年01月13日

    日本の歴史を裏から支えてきた人たちが語る日本の歴史。
    昔のことは詳しくは知らないが、他の場所では語られないような観点から過去の日本の政治家が語られている。

    今一速記者の言葉は少ないような気がするが、それは本書に出てくる人のことを知らないせいかもしれない。
    リアルタイムでテレビや新聞を通して政治家を...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年03月17日

    速記者たちの国会秘録

    著者 菊地正憲
    新潮新書
    2010年11月20日 発行

    国会の速記者たちは、一番の特等席で政治家を見てきた。発言を細大漏らさず聞く技術は、細かな動作の観察や雰囲気などをもつかみ取ってこそなしえること。彼らは戦後の政治について、貴重な証人になるのではないかという思いで、北海道...続きを読む

    0

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