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Posted by ブクログ
『結婚の条件』から5年後に連載が始まった本書は、より厳しくなった「結婚」のハードルに立ちすくむ男女の姿を、的確で辛辣な短いフレーズで描写していく。
<女性誌は今も「選ばれる女」になることを教えている>しかし<優秀な男子学生は、「男を立てる」「おねだり上手」な女と、これからは結婚などしないのである> 不況下だからこそ「専業主婦」という特権階級を手に入れたい女性と、不況下だからこそ女性にも経済力を求める男性。そのギャップは埋められるのか?
<「結婚」は具体で綜合の仕事である。しかも3K(きつい・汚い・危険)の仕事である。「結婚」するには才能がいるのである>
<結婚とは、男性にとっては区役所に行くことであり、女性にとっては結婚式場に行くことである>
<女性は、金持ちの男性と結婚したいのではない。金持ちで、ケチでない男と結婚したいのである>
言わずとしれたフェミニズムの論客である小倉の目には、結婚という制度を見るときにもロマンチックなフィルターは一切かかっていない。結婚する「才能」に、自分を直視することがあるとしたら、「婚活」に本当に役に立つのはこんな本なのかもしれない。
Posted by ブクログ
小倉さんのエッセイは分かりやすくおもしろい。そして30代女子独身の私は身につまされるトピックスが多い。『結婚の条件』も、上野さんとの共著『ザ・フェミニズム』も読んでいる。
今回は結婚するには才能がいる、という話。ひとつひとつの事例、トピックスはおもしろかったが、全体を通したテーマ(「結婚の才能」)を語るところは、やや散漫だったような。一番心に残ったのは、恋愛の才能。という項目。
1)バカであること 2)まめであること 3)自意識過剰であること 4)賢いこと 自分が満たしているのは3)だけです。(そして残念なことに、ここの文脈で語られているような満たし方ではない)。要するに才能ゼロと言うことですね。
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