迷子の魂

迷子の魂

小説・文芸
2,750円 (税込)

13pt

4.4

あるところに,忙しすぎて魂をなくしてしまった男がいた.男は医師の助言にしたがい,迷子になった魂をじっと待つことにする.すると――.ノーベル文学賞作家トカルチュクが,コンセホのノスタルジックな絵とともに贈る,子どもたちと,忙しい大人たちのための,大切な魂のものがたり.2018年ボローニャ・ラガッツィ賞受賞作.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外文学
  • 出版社
    :
    岩波書店
  • タイトル
    :
    迷子の魂
  • タイトルID
    :
    1139131
  • ページ数
    :
    48ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年05月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    47MB

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迷子の魂 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    私たちの魂はいつも背後に置き去りにされて、迷子になっているという言葉にとても共感しました。

    例え前進していても自分自身の心が追いつかなくなって、なんだか分からなくなってしまう時があります。

    大切なものはどこか遠くではなく自分自身の中にある事を教えてくれる絵本でした。

    最後の解説も良かったです。

    主人公が自分自身の魂と再開できた時に、優しい緑色の植物があたり一面に広がった時は感動しました。

    0
    2024年01月18日

    Posted by ブクログ

    忙しすぎる生活故に魂を失った男は医師の勧めによりただ待つ事を始めた。ひたすらに待ち続ける男が出会ったものとは。

    テキストはほとんどない絵本です。男の記憶かそれとも夢なのか、定かではない幻想的な描写が特徴の絵本です。大人向けの寓話といえます

    0
    2022年03月01日

    Posted by ブクログ

    心を置き去りにして、ただ単に生きる為だけに働き一生を終えることの虚しさは誰もが気づいているけど…
    多分、魂というのは、自分を含めて人や自然を愛する心ではないかと…

    0
    2021年09月17日

    Posted by ブクログ

    動き続けて疲れてないか?動くことで、求めるものは見つかっているのか?自分の魂を置き去りにしていないか?作者から、そんなメッセージをもらったような気持ち。
    答えは動いていても見つからない、自分の中に、身近なところにあるのだということを思う。逃亡派を読んだ後だと、余計に。
    人が多すぎて、出かけても疲労して、やりたいことリストにチェックをつけるにも一苦労。こんな気持ちになってまで、そのリストにチェックする必要あったんだっけというような日々は、まさに迷子の魂状態かもしれない。私も自分の生活範囲でじっとして、自分の魂を迎えに行こうか。

    0
    2026年01月06日

    Posted by ブクログ

    「優しい語り手」の表紙の絵に惹かれ絵本も購入してみた。

    表紙の植物の葉は手にとってみてナスタチュームだったとわかる。

    観葉植物に勢いがあり生命力を感じるヨアンナ コンセホの絵。

    絵本は絵を読むと言うが、ページを前後に繰り返しながら見入った。
    なかなかこの絵を読むのも難解である。

    作家の意図は説明により読み解けるが、想像力を駆使して絵を読もうと頑張ってみた。

    最後のナスタチュームの花だが主役のナスタチュームの表現を絵で見るのは初めてて感動した。

    あちこちに潜む手袋も可愛い。

    小椋彩さんの訳はは読みやすくて助かる。

    星1個のマイナスは自分の読みが浅いための一個。

    0
    2022年02月08日

    Posted by ブクログ

    ノーベル賞作家オルガ トカルチュクによる絵本。

    経済的に困らなければ、魂を待つ生活がしたいけど、労働者のわたしはどうしたらいいものかと考える。

    0
    2021年10月19日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大人向けの絵本。
    はじめはなんとなくページをめくっていたのだが、男(ヤン)の魂が現れたあと見返すと、もしかしてこれも魂では、というものがたくさん描かれていた。

    ヤンは「おなじ形のちいさな格子に端から端まで区切られた、数学のノートのなめらかなページの上を、あっちこっちに移動している」ような気がしている。
    自分の身体のなかに誰もいないことを感じる。
    そこで彼は賢い老医師のところへ行く。
    老医師は教えてくれる。

    魂が動くスピードは、身体よりずっと遅い。
    だから、せかせか暮らしている現代人の魂はついていけずに迷子になっている。
    迷子の魂を取り戻すには、落ち着ける場所でただ待つしか方法はない。
    (これを教えてくれる賢い老医師は女性ってところが、いいではないか!)

    しかし、魂がいなくなってしまったことに気づいていない人はたくさんいる。ヤンは気づいただけましなのだ。
    ヤンはただひたすら待つが、魂を取り戻すことができるのは、この孤独な時間に耐えられる人だけなのだろう。
    魂と再会するとそれまでずっとあった(数学のノートの)格子が消える。

    絵の力がとても強く、単に短編小説に絵をつけたものではない。絵が言葉以上にたくさんのことを語っている。

    魂を失くしたのにそれに気がつかないまま一生を終える人も多いのだろう。
    私もそうかもしれない。

    0
    2022年12月06日

迷子の魂 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外文学
  • 出版社
    :
    岩波書店
  • タイトル
    :
    迷子の魂
  • タイトルID
    :
    1139131
  • ページ数
    :
    48ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年05月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    47MB

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