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ユニコーン企業を見いだす科学的手法がここにある! 「Magic Eye(目利き)」の裏にある基本原則とは? Twitter、Zoom、Square、Palantir、Coinbaseなど 錚々たるユニコーンに早期投資し シリコンバレーで躍進する日系VC創業者が語る
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Posted by ブクログ
VCの観点から、スタートアップ投資における手順やノウハウについて、実例を交えながら説明してくれている本書。 日本とアメリカとの違い(日本でスタートアップが育ちづらい理由)などについても触れられている。 分からない単語も多く、非常に勉強になったのと、実務を通して立ち返る一冊になりそう。
・国内VCの散見される小粒投資は、海外トップVCを遠ざけてしまう ・成功確率が高いスタートアップへの集中的なフォローオン投資が高いリターン率とVCの信用確立に重要 ・米国ではタームシートは至ってシンプル ・また、VCはスタートアップへの海外展開支援などの付加価値提供求められる(選ぶ側ではなく、優良ス...続きを読むタートアップから選ばれる必要)
序章ではベンチャーキャピタルとしての共通言語を丁寧に解説している一方で、米国と日本を対比しながら本質的に何が大切かを指摘。 日本のCVCの問題点、大企業とスタートアップ協業のメインストリーム化の必要性。VC、事業会社、スタートアップ、それぞれがプロとして何を価値創出するか問い続けるべきという提言。
スタートアップ投資の入門書に適切 筆者が、読者に向けて話しているかの様な文調で、とにかく読みやすい。基礎的な内容を広く押さえてくれており、初心者には、ザッと知識を得るには適している。
著者は米国VCランキング「The Midas List」に選出されたグローバルなベンチャーキャピタリストでありスタートアップ投資について熟知している投資家と経営者の一人だと言えるだろう。本著は米国VC(ベンチャーキャピタル)と日本VCとの違いと成功例や手法を実例を上げながら解説する。 スタートアップ...続きを読む投資はVC経由で個人が投資することも出来るし、エンジェル投資のように個人でも投資は出来る。本著では前者に当たるVCにもよるが、資金を集めスタートアップ企業へ投資する基準はデータ分析、経営陣の質、運営力、資金の動きや市場や将来性等を含めて厳しく見られる。その投資した会社が上場するにしても会社売却するにしてもその金額が大きければ大きいほどVCにとっての売上となる。 本著を通してわかることはファンダメンタルズ投資手法と似ており、データ分析や数字だけじゃない本質を見抜く目利き力を重視している。 その目利き力とは何だろうか。投資家やVCがスタートアップや新規事業への投資判断において、その企業・事業・経営者の根本的価値、将来性、競争力、リーダーシップなどを“表面的な数値や流行”にとどまらず、多面的・統合的に見極める能力を指している。 単なる財務指標や成長率だけでなく、「事業の本質的価値」「優位性」「妥当な事業計画」「市場の本当の可能性」「経営陣のリーダーシップ・成長力」など、目に見えない重要ポイントも含めて評価する力であり、経験と知見から“成長する兆し”や、“イノベーションの種”を他者より早く見抜ける能力であり、「誰が主導するラウンドか」「ビジネスモデルが持つ深い優位性は何か」「事業計画の根拠は十分か」など鋭い問いを立てて、フェアかつ確かな目で価値を見出すことが重要であろう。 特に重要なのは、他者の評価や話題性に流されず、自ら確信できる独自の視点で判断を下すことである。 世界にあるVCでも失敗はある。だが、リターンは巨大だ。10回投資をして9回失敗しても1回で挽回出来る巨額なリターンがある世界だ。こういう業界や業種があるからこそ、スタートアップは急成長していくのだろう。この内容はVCだけの身内話ではなく、個人でエンジェル投資をする際にも大いに役に立つだろう。
アメリカのVCがどういう視点で活動しているのかを簡潔にまとめた本。VCの素人である自分でもざっくりではあるがVCの世界はこういうものであると理解は出来た。ただやはりかなり専門性を問われる領域であり、VCで生き残って行くにはかなり厳しそう。日本の大企業がやっているCVCに至っては、目的や文化など著者か...続きを読むらかなり酷評されており、うちの会社も大丈夫かな?と思うようになった。 そう言う新たな疑問が出てくる様になっただけでも、この本を読んだ価値はあったと思う。
中村さんらしい、謙虚で、でも芯のある、心に響くベンチャー投資の教科書だった。 ハンズオンという上から目線の認識のVCは成功しない。 VCのハンズオンを必要とするようなスタートアップに投資する価値はない。 VCは自分の価値を営業する仕事! 起業家には本業に集中してもらい、彼等がやって欲しい周辺の仕事...続きを読むを担うのがVCの役割。 起業家の目の輝きやカリスマ性、熱意を見て投資を決めるVCなんて、ない。 ひと目見て革新的だと判断できるサービスなんてほとんど存在しない!目利きなんてない!! スタートアップを評価するのに大切なのはビジネスの実行力と競争力! 実行力の源泉は強いマネジメントチームの存在。必然的に平均年齢は高くなり、レファレンスチェックは欠かせない。 競争力を定量化する最も重要な指標はユニットエコノミクス。サービスが一単位売れる事でどれだけの利益が出るかを示す。 本当に良いサービスが、その分野のことをよく知る人々から否定的な評価を受けることも珍しくない。なぜなら、業界の常識では考えられないビジネスモデルだから! 米国のVCは、イグジットのときの優先分配権の倍率を1倍、優先分配後の残高分配に参加しない「非参加型」が、一般的。しかし、日本は「1倍以上、参加型」が一般的。投資家の取り分が大きく、二重取りなので、投資家の側から、早期イグジットのインセンティブが働いてしまう。これでは、日本では有能な起業家は頑張らない!海外に逃げてしまう!!!
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