魔法の庭ものがたり５ だれでもできるステキな魔法

あんびるやすこ

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今年の春の「りんごの花祭り」が寒さのせいで中止に！？ 村の人たちは心配しています。そんなある日、ジャレットの薬屋さんに冬の精の女の子がたずねてきました。冬の精は、自分がねむれないせいで春がこないといい、よくねむれる薬をジャレットにたのみますが・・・？ カモミールのやさしいかおりと、あたたかい気もちがあふれる物語。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 児童書 / よみもの
• 出版社: ポプラ社
• 掲載誌・レーベル: ポプラ物語館
• ページ数: 151ページ
• 電子版発売日: 2022年04月01日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 69MB

[ブクログ · ★★★★☆]

まず題名を見た時、「えっ！誰でもできる魔法？」と思ったけれども、お花を使った魔法と書いてあったら、同時に、「なぁんだ」という気持ちと、「すごいなぁ」という気持ちが、出てきました。宣伝ではありませんが、とても面白い本なので、ぜひ読んでみて下さい。

[ブクログ · ★★★★☆]

もう春がやってきてもいい頃なのに、ジャレットの村はまだ冬のように寒い日が続いています。このままでは春を祝う「りんごの花祭り」も中止になるかもしれません。そんなある夜、ジャレットの家に冬の精がやってきました。もう眠りに入る時期なのに眠れないというのです。ジャレットはカモミールを使ったスプレーを作って渡しました。しかしそれでも冬の精は眠れず、春はなかなかやってきません。

カモミールのお話。とても可愛くてよくできているお話だといつも感心してしまいます。カモミールに興味を持ったのですが、いかんせんハーブは苦手なので読むだけでいつも満足してしまいます。

[ブクログ · ★★★★☆]

カモミールのお話。

カモミール育ててみたくなった！
あとだれかをおもてなしする楽しさっていう表現がすごく素敵だなーと思った！

今回は個人的にすごく好きなお話でしたよ。
冬の精の眠りの表現もすきー

[ブクログ · ★★★★★]

◆春をおいわいする「りんごの花祭り」も今年はさむさのせいで、中止になりそうです。ところがある日、ジャレットの薬屋さんにふしぎなおきゃくさまがやってきて…。


(^^)＜Comment
シリーズ5作目★

●りんごの花祭りが開かれる時期なのに、村には春がやってこない…。どうなっちゃうの？
●ジャレットのもとに冬の精がやってきた！どうにも眠くならないので、ハーブのお薬がほしいんだって。冬の精が眠らないと、春が来ない!?
●ジャレットは一生けんめいに、ハーブのお薬を作ったけれど、効き目がなかったみたい。。。魔女じゃないからだと落ちこむジャレット。
●「カモミールのような魔女」になりたいといっていたトパーズの話を聞き、どうしてあまり目立たないカモミールになりたいのだろうと考え込むジャレット。
●でも、カモミールが万能薬であることを知って、納得する♪自分も「カモミールのような女の子」になろうという夢を持つ。
●ジャレットは、冬の精のためにささやかですてきなホームパーティーを開き、招待することに…。大よろこびの冬の精。
●すっかり満足し、すてきな想い出ができた冬の精はやがてうとうとと眠りに落ちていきます。
●そうして、冬は終わり、村々には一気に春が押し寄せる。魔法の庭もすばらしい光景が広がります！
●りんごの花祭りは無事に開催され、ジャレットのがんばりでハッピーエンド♪

[ブクログ · ★★★★☆]

そばにいることで大事な人にパワーを与えることができるってみんな気づいていないけどとても素敵な魔法だなってしみじみ思うお話。