死る旅

死る旅

1,430円 (税込)

7pt

3.4

ベストセラー
『事故物件怪談 恐い間取り』シリーズの著者、松原タニシ最新刊

触れば即死の石、見てはいけない祭り、米を作ると死ぬ田、死者に届く手紙……
本当に怖いものとは何なのか。
究極の未知=死を追うノンフィクション

心霊スポットに飽きてしまった…? から始まった「死から知る生の旅」

【目次】
熱海、未完の橋を目指して逃亡の旅
心霊スポットに飽きちゃった? 自我崩壊、目的のない旅
精霊、通り魔、生首女……恐怖が渋滞する異国の地・タイ
宮崎で七百体の石像と戯れ、神話の世界を大冒険
正義とは何なのか? 鬼の棲む城で命がけの崖くだり
出会って〇秒で即死する怨霊 七人ミサキを追いかける
いざなぎ流の太夫が見た、変な死に方をしたうしろのモノ
伝説の霊能者の聖地にて確実に豹変する後輩芸人
自殺の名所・東尋坊に行っても自殺者の気持ちはわからない
原稿の締切守れずリアル島流し 流刑の島とキリシタン島で執筆
絶望と希望が同居する廃墟の島には猫がいっぱい
島中の電灯が消える時、神様は絶対に見てはいけない
死る旅ギャラリー
この世とあの世の境界で死者への手紙を天国に届ける
沖縄戦激戦地と防空壕でありったけの地獄巡り
人は裏切る、遺体は裏切らない 遺体管理人が見つけた居場所
孤独死について考えた 東北いわきで生と死の祭に参加
二十六年と十年経って、初めて向き合った二つの震災
即身仏になるために死ぬけど即身仏は永遠に死なない
人のために力を使い続ける現代のシャーマン
触れば即死、指差しても吐血のたたり石で百物語

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死る旅 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年10月02日

    誰も知らない場所に一番に行きたいと、冒険家のようなことを言っているのが面白い。心霊スポット探しも、一歩間違えば不謹慎になってしまうから、難しそうだ。
    怖いのは好きではないが、書き手があまり怖がらないのと、真面目な人柄が伝わってきたので、楽しんで読めた。この人の本は初めてだが、他のも読んでみようかな。

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    Posted by ブクログ 2021年09月22日

    生きるために死と向き合った僕の旅。
    とあるように、最後の方、現代のシャーマンのさっちゃんとの対話で、タニシは本当の自分と向き合う。感動的なフィナーレのはずが、話は続く。田中さんとのたたり石での生配信でのエピソード然り、タニシは本当に面白い。怖い中にユーモアを絶妙に混ぜてくるので、これからの彼にも注目...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月03日

    全国の心霊スポットやキワモノ的なもののルポを漫然と並べつつ、「事故物件住みます芸人」としての自分を見つめなおす松原タニシ。

    死とは何かというテーマの核心に少しずつ近づいてゆく流れはあるものの、あまりにも淡々としている。事故物件という非日常に感覚を破壊されすでに何もかもがマヒしてる状態と思うと薄ら怖...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年12月19日

    芸人の著者が死を通して色々な角度からレポートしてくる形式の本。

    事故物件に住んで霊的スポットを巡る、冷やかしや人としての欠落を心配しながらも読み進めると、この本を手にして良かったと思える部分にたどり着いた。

    今は無人島となっている鶴島。
    かつてキリシタンの弾圧で島流しになった方々が信仰と島での労...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年12月04日

    事故物件住みます芸人が、本当に一番怖いものは何なのか?…と心霊スポットや廃墟など曰く付きの場所をめぐる旅。

    心霊など体験したことも無く、だから信じることはできないのだが、不思議な話や言い伝えはあるだろうと思う。

    実際、読後もぞわぞわ感もなく怖くもなかったが、それは著者が怖がることがなかったせいだ...続きを読む

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