院内警察 アスクレピオスの蛇 1

林いち / 酒井義

まだ日本では馴染みの薄い「院内交番」が設置されている阿栖暮総合病院。その院内交番の事務として採用された川本だったが、そこにいたのは何やら訳がありそうなトンデモ院内刑事・武良井だった!! 一方、病院には冷たい雰囲気の天才外科医・榊原が海外から帰国。修羅場の日々が幕を開ける…!! 天才外科医 VS 院内刑事!! 本格医療×刑事ドラマ!! 人に潜む「病み」と「闇」を暴く2つの生業が織りなすのは、白き幽世(かくりよ)のゲシュタルト。

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 青年マンガ
• 出版社: 秋田書店
• 掲載誌・レーベル: ヤングチャンピオン
• ページ数: 214ページ
• 電子版発売日: 2022年03月17日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 128MB

[あまく · ★★★★★]

カスハラの解決策？

院内警察、まあ実際にはないですが、かつての鉄道公安みたいなものですかね。一応職員みたいな。

読んでいて思うのは、治安悪化やその誇張って警察にはメシウマでしかないなーということかな。院内の治安維持とは言うものの、実質は警察官の天下り先になるわけで。そのうち、「スーパーマーケット警察」なんてのもできそう。または「コールセンター警察」でしょうか。

問題解決しつつも、、患者達やその家族が抱える問題もあらわになり、その結果カスハラに至ってる様子も描かれていて、結構ドラマとして面白かったです。

＃感動する ＃深い ＃タメになる

[匿☆名 · ★★★★★]

院内警察

武良井さんの洞察力と推理力がすごいです……！
通常は定年退職した刑事が院内刑事になるからこそ、武良井さんの過去が気になります……。

＃ドキドキハラハラ ＃カッコいい

[あお · ★★★★★]

院内警察

面白過ぎる！！病院の中に警察ってなんだろう。むらいさんの過去、気になるなぁ…何で病院に来たのか、本当に医療知識はないのか、などなど。購入決定かな

[ブクログ · ★★★☆☆]

心揺さぶる社会派医療ミステリー。
日本では、あまり馴染みのない『院内刑事』。

モンスターと化した患者やその家族から、医療従事者を守るための制度『院内交番』。
そこに勤務する刑事・武良井 治。
少し変わった刑事が、院内の人知れぬ『闇』と『病み』を暴き出す。

少女のぬいぐるみを探す『ぬいぐるみけいさつ』には、ウルウルです。
『外科医や父親などより、もっと大事なものがあるだろう、幼稚園児でもわかることだ...』
彼の言葉が、耳に残ります。

『絶対に死なせはしない』
伊藤先生の決死の覚悟が胸に響きます。
第二弾に期待です。

[山口透析鉄 · ★★★★☆]

これも興味深い医療もの

また変わった視点での医療もので、院内警察が出てくる話を読んだのはこれが初めてです。
主要登場人物の背景にも色々と諸事情、ありそうです。
出てくる主な症例が膵癌と悪性心膜中皮腫と、かなりタチが悪そうな病気でした。
敏腕外科医と対比するように出てくる若い研修医(2代目で両親共外科医)さんの決心と選択も良かったです。
露悪的な刑事さん、色んな意味で活躍してくれそうな作品です。良作です。

[匿名 · ★★★☆☆]

最近じゃどんな業種にでもモンスターが出てくるからこういう対応は当然のように感じる。ОＢとかじゃなくて現役が欲しいとこだけど。

[ブクログ · ★★★☆☆]

病院物で主人公が医者や看護師、技師でもないのは目新しい。
院内交番があるのは安心に繋がる気がする。

武良井が良い人というよりちょっとダークヒーロー風味で
ミステリー要素もある。