使い魔サンマイと白の魔導師

明治カナ子

[チョッピ · ★★★★★]

めっちゃ面白かった…！

朝日のネムキからの刊行嬉しいです。前回の版元にはほんとガッカリしましたが、単に合わなかったんでしょうね。

相変わらず諸星大二郎を可愛くソフトにしたようなテイスト。寓話のような残酷さがありながらもユーモアたっぷり。巻数表示がないけど続くのかしら？はやく続きが読みたい！あー可愛いサンマイの正体が気になる…

[ブクログ · ★★★★★]

明治カナ子先生の物語は、BLでも今作のようなダークファンタジーでも、世界観がほの暗いところ、一人の人物の中に聖俗が両方出てくるところが好きなところだ。
使い魔とか魔法使い（今作では魔導士とか魔導師）とか割とありがちな設定だけど、美味しく世界観を堪能できました。全部の島の秘密を知りたいけれど、とりあえずTo be continuedってなってるから2巻目ありますよね…？？

[コミル · ★★★★★]

独特の繊細な絵

明治カナ子さんの作品はいくつも読んでいます。
特に魔法使い的なのが好み。
作者買いというヤツですが、今回も絵と独特な世界観が素晴らしいと思います。
魔術師になったグリンと、買った使い魔サンマイ。
好きな言葉は自由だ、と言うグリンに、自由って何ですか？と問いかけるサンマイ。それに対して、よく分からないんだ、など哲学的な事をサクッと作中に入れてくるのが面白い。
序盤でグリンが操られていたかも？という謎や成長したサンマイなど、まだ作品には続いて欲しいです。