バベルの塔の人々

バベルの塔の人々

1,584円 (税込)

7pt

4.0

破綻した米大手証券を統合する!

突然発表されたトップの決断の裏にある真実とはーー。
元証券会社勤務の著者が業界内部を緻密に描いた本格経済小説。
事件の裏側を登場人物がインタビュー形式で語る〈ポストモーテム〉を各章に収載。

企業のグローバル化による軋轢の中、
個人に求められる強さとしなやかさとは――。

武蔵証券の秋月は、自らを出世コースからは外れた人間と認識していた。
そんなある日、自社が、大手外資・ウォールストリート証券救済に動いているという新聞記事を目にする。
真偽を疑う社内の空気をよそに、「一万五千人の社員受け入れ。世界規模の事業拡大」が発表された。
報酬・権力をめぐる闘争、異なる企業文化・言語・価値観……翻弄され、葛藤しながらも、進むべき道を見出す金融マンたちを鮮やかに描く長編小説。

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バベルの塔の人々 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    フィクションではあるが、ノンフィクションに近い形式で話が進んでいく。主に人事部から見た、米大手証券の統合、組織づくりが描写されている。大分昔のことのようにも感じられるが、描かれている人間模様を通じて、多くのことを考えさせられる内容であった。端的にいうと、証券会社は、統合を成功させる準備ができていなか

    0
    2024年02月12日

    Posted by ブクログ

    武蔵証券がウォールストリート証券を事実上買収するところから始まり、5年後の社長退任までに起きた事象を辿る。

    野村證券によるリーマンブラザーズ買収が元ネタらしく、著者は当時野村で人事企画を担当していたこともあり、かなりリアリティある描写が多い。企業のグローバル化における苦労をよく表現できている

    0
    2023年04月23日

    Posted by ブクログ

    バベルの塔(野村證券の揶揄か)の人々=社員たち。
    リーマンショック時にリーマンブラザーズの社員を雇用した野村證券の話。武蔵証券という名前でウォールストリート証券(リーマン)を事実上併合(人だけ)。
    社長の決断から人事部門を中心にこのカルチャーの全く違う企業併合の様子を小説の形式で描いている。作者は野

    0
    2023年01月12日

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