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ラグビー界、こんなハチャメチャやったんか。
2022年1月に開幕したラグビー新リーグ。その発足に向け中心的な役割を果たしていたのが、前年まで法人準備室長・審査委員長を務めた谷口真由美氏だ。彼女はなぜ突如としてラグビー界を追われたのか、その秘された理由を明らかにする。
彼女が目にしたラグビー界は、男性中心主義、時代遅れな序列主義など「おっさん」的価値観が支配する、ダメな日本社会の縮図だった--。
<あなたの会社にも、こんな「おっさん」いませんか?>
●口癖は「みんなそう言っている」「昔からそうだ」
●ITや新しい提案には「リスクが大きい」
●ムラの長には絶対服従、部下や下請けには高圧的
●退職の日まで「勝ち逃げ」できれば、が本音
●部下の功績は自分の手柄。「アレオレ詐欺」の常習犯
川淵三郎氏(日本サッカー協会キャプテン)との特別対談も収録!
Posted by ブクログ 2022年05月04日
とてもわかりやすく組織の硬直化の様子がわかった。やはり外部の人間が入った時にその組織の異常性が見えてくるとおもう。作中にもあったが歴史の長い組織ほど慣例化、硬直化が激しい。
男女間の差異ではなく、組織の運営が長くなればなるほど、一部の人間が権力を持ち、自分のやりやすい仕様に組織を変化させていくのでは...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月03日
ステレオタイプで良くはないが、ラグビー経験者は、「俺たちは、あんたより辛い練習を耐えた」「俺たちのフィジカルは、あんたより強い」と言う優越感というか、古典的マッチョイズムというか、上から目線というか圧を出すイメージがある。もちろん肉体的に大きいだけで、そんなつもりがない場合も多々あるだろう。(そうじ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月01日
あの方がこのような苦労をされていたとは。
事実は小説より奇なり。色々と不満に思うこともあったかもしれないが顛末を明るく書かれている。ラグビー界というタテ社会っぷりは、日本の会社やコミュニティのそこかしこにある構造なのだろう。
暗くなりがちなテーマ最後に、彼女自身のラグビーへの愛や繋がりを示す素敵...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月15日
新リーグ立ち上げを盛り上げるためだったのか、ただ体裁を整えるためだったのか、兎にも角にも茶番を仕込んだつもりのラグビー協会が、凄まじいキャスティングミスを冒した一件。著者の研究分野に関する理解と自分たちの組織の体質についての客観視がどれだけできていなかったのか。そのお粗末ぶりに驚く。もちろん著者だけ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月02日
TBSのサンデーモーニングで、歯に衣着せぬコメントで、視聴者の溜飲を下げることでおなじみの大阪のおばちゃんこと谷口真由美さんが、日本ラグビー協会での体験談を赤裸々に綴ります。あくまで谷口真由美さんの言い分なのでしょうが、読み進めていくと谷口真由美さんの理路整然とした経過記録に引き込まれていきます。...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月03日
2022年2月発行ということは、かなり最近の本だ。
筆者は法学者で、かつ、テレビやラジオのコメンテーターをやられていた女性。2019年6月に、日本ラグビーフットボール協会の理事に就任。2020年1月にラグビー新リーグ法人準備室長に就任されている。
2019年のW杯で、日本チームは大活躍をし、日本中に...続きを読む
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