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「東京大空襲どころじゃない。やられている範囲が桁外れだ!」深夜の震源地を飛ぶ偵察機の搭乗員が叫んだ。眼下の火災は急速に燃え広がり、周囲の空間を焼け尽くしている――。平成××年2月、震度7強の猛烈な地震が首都東京を直撃した。今まさに時を超えて関東大震災と同じかそれ以上の災禍が繰り返されようとしている。未曾有の大震災に警鐘を鳴らす、衝撃の近未来ノベル。
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Posted by ブクログ
「震災時帰宅支援マップ」と付き合わせながら読み進めた。 地震対策の重要性、死ぬか助かるかの分岐点を鋭く指摘している。
地震の問題は他人事ではないですね。 実際に被災した場合、冷静に行動できるかどうか…。 非常持ち出し袋の中に早速マスクを足しました。
いろいろ災害法制を考える上で、これまで起こったことのない災害を想定するので、小説家のアイディアを参考にする。 (1)総理官邸で、総理がいない間、官房長官と防衛大臣で権限争いが起きる。 (2)環状線、首都高で自動車事故から火災が発生し、延焼遮断機能どころか、発火源となる。 (3)火災による黒煙...続きを読むがひどくて、通常のヘリコプターから撮影できず、自衛隊の偵察機の赤外線による撮影が必要になる。 (4)湾岸部や地盤のわるいところでの震度が大きく、また、液状化が発生する。また、密集市街地で火災が発生する。 (5)マンションの扉が開かず、閉じ込め案件が多数発生する。 (6)黒煙がひどく、マスクが避難時には必要。 などなど、著者もよく勉強していると思う。
4569665691 324p 2006・1・25 1版1刷 ◎著者のサバイバル技術が満載。 △小説としては少し固い。会話が不自然。首都圏の地理が明るくないと面白さ半減かも。
江東区に住んでいるので、地震・火災の恐怖が人事では無いものとして読みすすみました。 これを読んだ後、おもわず21世紀サバイバル・ブックとかを購入してしまった。防災袋も見直しました・・・。
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首都直下地震〈震度7〉
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柘植久慶
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