三ねんねたろう

三ねんねたろう

小説・文芸
1,980円 (税込)

9pt

4.3

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「うちのむらには、ねたろがござる」。はたらかないで寝てばかりいたねたろうが、三年目のある日、むっくりおきだすと、ものもいわずに歩きだしたのです。

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三ねんねたろう のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ねたろうがあのままねていたら、村がおこめがとれなくてほろびていたかもしれないけど、三ねんねたろうが起きて村まで水をひいてよかったなと思った。

    0
    2024年10月08日

    Posted by ブクログ

    働き者の若者が、母親が無くなった後、
    「おら はたらいても はたらいても、だめなんやなぁ」と言って、
    寝てしまいます。

    子ども達がからかっても、お役人が取り立てに来ても、全然起きない。

    日照りが続き、村が苦しんでいたある日、
    むっくり起き上ったねたろうは、
    遠くの川から水を引けばいいと言い、ひとり作業に没頭します。

    はじめは相手にしなかった村人たちも、いつしか一緒に作業し、
    灌漑が完成し、作物が豊かに実る村になったお話。

    子ども達が、ねたろうをからかう歌も、テンポがあって面白い。

    私独自の解釈ですが、
    きっと、母親が生きている間は、
    「母を楽にしてあげたい」という若者の気持ち(目標)があったんだと思います。

    それが、母親が亡くなってしまうことで、急に目標を見失ってしまい、
    「だめなんやなぁ」という虚脱感に襲われたのでしょう。
    この後の、急に灌漑を始めるきっかけはわかりませんが、
    きっと、寝てばかりに見えた若者の深層心理に、
    行動につながる確信があったのでしょう。

    目標を持った人間は、とても強い。
    目標と確信があれば、周りが何と言おうと、やり遂げる力を削ぐことはできないんですね。

    0
    2015年04月13日

    Posted by ブクログ

    【経緯】
    どんなんだっけと思って

    【書き出し】
    とんとむかしであったそうな。
    あるところに、年がら年中寝てばかりおる、お百姓の若者がおった。

    【感想】
    「寝ることでしか逃れられない農民の苦しみ」が主題だったのね!
    呑気な絵とタイトルからは想像がつかなかったけど、ハッとさせられました。
    これ、サラリーマンに置き換えて現代風に読むこともできるわー。

    【引用】
    「ああ、おら 働いても働いてもだめなんやなあ」といった。
    それからふらんふらんとして帰ってきよると、まるで魂が抜けたみたいになって寝た。

    【不可解】
    川から水ひこうって思い立ったのが急すぎて。神のお告げ的なものだったのん?

    0
    2013年03月31日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    貧しい土地で働く青年が、母の死を堺に眠り続ける。なまけものになったのかと思いきや、ねむりながら想いをめぐらして考えていたのかな。起き上がると、村のために川から水をひきはじめる。その姿に村人も感化され、みんなが無理だとおもっていたことをなしとげるのがすばらしい。働き続けてもうまくいかないときがある。思いきって休んでしまうと、ねてるあいだに体も充電されて、新しい考えや活力がわいてくるのかもしれない。

    0
    2023年09月16日

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