この冬、シエラ・マッケトリックは強い反発を胸にインディアン・ロックに帰ってきた。息子の喘息を治すため、彼女を捨てた母の援助を受け入れたのだ。古い屋敷に不思議な懐かしさを覚えながらも、シエラは自分に言い聞かせた。約束の1年が過ぎればすぐにここを出ていく、と。時は変わり1919年、同じ屋敷でハンナはこの地を離れる決心をつけかねていた。夫を失った後、幼い息子とともに義弟に頼ってばかりもいられない。だが、いつしか義弟の熱い目差しに身を委ねたいと思い始め……。異なる時代に生きた二人の女性のロマンス。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
この冬、シエラ・マッケトリックは強い反発を胸にインディアン・ロックに帰ってきた。息子の喘息を治すため、彼女を捨てた母の援助を受け入れたのだ。古い屋敷に不思議な懐かしさを覚えながらも、シエラは自分に言い聞かせた。約束の1年が過ぎればすぐにここを出ていく、と。時は変わり1919年、同じ屋敷でハンナはこの...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年08月19日
<マッケトリック家>新章1
シエラは息子の喘息を治すために、母イヴ・マッケトリックの庇護の下に入った。
母親に捨てられた思いを抱えたまま、トリプルM牧場に住み、トラヴィスと出逢う。
歴史があってタフな一族ってのは、マッケンジーだのマクレガーだのとMで始まるイメージなのかしら?
今回は全三部作に...続きを読む