執権義時に消された13人 闘争と粛清で読む「承久の乱」前史

執権義時に消された13人 闘争と粛清で読む「承久の乱」前史

1,430円 (税込)

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■「鎌倉殿」とは鎌倉幕府将軍のことであり、頼朝の周囲を13人の側近(御家人)が支えていた。頼朝の死後、彼らは激しい内部抗争を繰り広げるが、その中で最後まで生き残り、将軍にかわる「執権」として権力を手中に収めたのが、13人中もっとも若かった北条義時である。戦前は、ライバルをはじめ、実父、源氏将軍、上皇・天皇を排した所業から「暴君」とされたこともあったが見方を変えれば、数々の闘争に勝ち続け、最高権力者として君臨できた日本史上でも稀な人物でもある。鎌倉初期から承久の乱までを駆けぬいた2代執権・義時が勝ち続けた理由はなにか?なぜライバルは義時に歯が立たなかったのか?敗者として歴史の闇に消された13人の歴史人物に焦点をあて、執権義時の黒すぎる生涯を見ていく。

[目次]
序 章 「鎌倉殿の十三人」と合議制
第1章 頼朝側近・有力御家人を次々排した北条氏
第2章 合議制で台頭し実父を排した義時
第3章 三代将軍を排し執権政治を確立した義時
第4章 倒幕勢力をねじ伏せ幕府を盤石にした執権義時
終 章 執権義時を消したのは誰か

<著者略歴>
榎本 秋 (えのもとあき)
1977年東京生まれ。文芸評論家。歴史解説書や新書、評論や解説などを数多く手がける。代表作は『世界を見た幕臣たち』(洋泉社)、『殿様の左遷・栄転物語』(朝日新書)、『歴代征夷大将軍総覧』『外様大名40家』『戦国軍師入門』『戦国坊主列伝』(幻冬舎新書)、『将軍の日本史』 (MdN新書)など。福原俊彦名義で時代小説も執筆している。

※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『執権義時に消された13人 闘争と粛清で読む「承久の乱」前史』(2021年11月17日 第1刷)に基づいて制作されました。
※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。

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執権義時に消された13人 闘争と粛清で読む「承久の乱」前史 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    鎌倉殿鑑賞後に読んだが、ドラマの通り策謀と激動の時代だったのだなと。
    わかりやすくさっくり読めた。
    当時の出来事と絡めて現代のビジネスにおける立ち回りも少々書かれているが、一般的な内容だし、自分的には必要なかったのではと思った。

    0
    2023年05月17日

    Posted by ブクログ

    普段ドラマは見ないのだが、三谷✖️大河は面白いので「鎌倉殿の13人」は欠かさず見ている

    しかし鎌倉時代の知識があまりにも乏しく、たくさん登場する武家(特に坂東武者)たちがさっぱりわからない
    良い機会なので鎌倉時代をお勉強したい

    源頼朝死後、激しい内部抗争が繰り広げられるが、その中で最後まで執権と

    0
    2022年03月14日

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