破蕾

破蕾

704円 (税込)

3pt

3.4

まさか、官能小説で泣くなんて!!!

現世の業に囚われた女たちを待ち受ける、淫靡で切なすぎる運命――。
山科理絵氏の豪華挿絵入りでおくる、禁断の「時代×官能」絵巻!!

旗本の屋敷に差し入れを届けたお咲。不相応な歓待に戸惑う中、ある女に科せられた「市中引廻し」の身代わりになれと命じられる。驚く間もなく緊縛された彼女を待ち受けていたのは、想像もしなかった淫靡な運命だった――。
「咲乱れ引廻しの花道」

「さぁ、もっと……わたくしをお聞き下さって」
夫の殺害未遂で囚われた芳乃(よしの)。その身体からは得も言われぬ薫香が漂い――。
「香華灯明、地獄の道連れ」

「どうせなら、こちらに来ませんか」
道場の娘・景(けい)が目にしたのは、睦(むつ)み合う二人の兄弟子の姿だった。
「別式女、追腹始末」

業に囚われた女たちの切なく儚い性を描いた傑作官能連作集!

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感情タグBEST3

    購入済み

     

    作者が冲方さんということで、人生で初めて官能小説読みました。
    どう向き合って読めばいいのか最初はわからなかったけど、読み進めていくうちにどんどん
    話にのめりこんでた。

    #ドロドロ

    0
    2022年09月28日

    Posted by ブクログ

    一次創作の官能小説をあまり読んだことがないのですが、三つのお話それぞれに刺さる性癖が違う色シーンがあり、それでいて謎が明かされるのは素晴らしいなと思いました。

    0
    2022年02月28日

    Posted by ブクログ

    先入観なく読み始めたらびっくりした。
    なんと、官能連作集。

    しかも、作者は冲方丁だという。
    これまでの作品と全く違うジャンルだが、力を入れたことがわかる。
    官能作品、つまり「猥褻」といえば、法学を学んだものなら必ず聞く裁判例がある。
    「チャタレイ事件」という、表現の自由と猥褻について争われた事件で

    0
    2022年02月23日

    Posted by ブクログ

    官能という言葉に引っかかりてにとりました。
    一週間で読み終えました。

    難易度 中
    感動★☆☆☆☆
    涙線☆☆☆☆☆
    興奮★★☆☆☆
    感心★☆☆☆☆
    伏線★★★☆☆

    0
    2022年02月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    沖方丁が別名で書いたまさかの官能時代小説。話が遡っていく3編の連作集で、淫靡で倒錯的な場面が濃厚に描かれている。
    最初の話は、礼節をわきまえた武家の娘で御家人に嫁いだお咲が主人公。旗本の屋敷に差し入れを届けにいくが、そこに待ち受けていたのは、ある罪人の女の身代わりに「市中引回し」の刑を受けよという命

    0
    2022年03月29日

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