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結婚式の最中に消えた夫を取り戻すため、わたしは幼馴染の見習い僧を連れて城を飛び出した――封印された手稿が語る「名も無き姫」の冒険譚! 第一回C★NOVELS大賞特別賞受賞作。
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Posted by ブクログ
最後まで読み終わって初めて、その意味がわかる。
主役の王女に名前はないが、姫様なので支障がないというかそれほど意味はなかった。情緒に欠けるので王女に向いていないと自己分析する、妙に冷めた姫様なのが珍しい。結婚式の最中に掻き消えた夫王子を探しに、乳兄弟の坊主見習いのイーサンを連れて旅に出る。また共に旅する北方の王子マンフレートはちっとも優しくなく、王女と憎まれ口を叩きあう。恋が生まれる期待はもてそうにない雰囲気だが。
旅の道中の出来事は、少々ご都合主義と言わざるを得ない。登場人物の背景も性格も面白いのに、再登場するパターンは少なく、活躍シーンもないのが残念。祖父はくせ者ぽいし、父親もキャラクターが面白いのに、後半放置なのが物足りなく感じたし、王子マンフレートはイラストもイケメンで「黒衣の王子」なんてカッコいい紹介文なのに、姫のピンチに抜刀して駆けつけるなんて最高の見せ場なのに、シーンはそこまでとか、ほかにもいろいろ「もっと書いてほしい」と思う部分が色々と(どんだけ分厚い本になるのか)。
最後に添えられた手記は良かった。みなのその後がわかる。
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