神保町「ガロ編集室」界隈

神保町「ガロ編集室」界隈

880円 (税込)

4pt

3.5

1960年代末、マンガ、映画、演劇、アート、さまざまな表現分野で変革の波が起きていた。その中心にあった、白土三平「カムイ伝」連載の『月刊漫画ガロ』編集部に本書著者は転職する。そして、長井勝一編集長のもと、つげ義春「ねじ式」、滝田ゆう「寺島町奇譚」誕生の瞬間、林静一、佐々木マキらのデビューの場に立ち会う。その後、北冬書房を設立し今も活動は続く。巻末対談、つげ正助

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神保町「ガロ編集室」界隈 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年04月04日

    伝説の漫画雑誌「ガロ」、そして、ガロを巡る人々と、神保町界隈の50年、60年を語るもので、実に面白かった。
    わたしは、東京事務所が神保町にあるので、もう、ここで取り上げられる場所がどれも具体的に浮かび上がってきて。
    そして、なぜか、昔から、わたしは、この1960年代にノスタルジーを感じるのです、生ま...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年11月18日

    ガロ全盛期の編集者により、当時の作家陣や関係者の熱気あふれる状況が描かれています。巻末のつげ義春氏のご子息との対談は、人となりがリアルに伝わってきて興味深いものがありました。ちくま文庫にはガロ関係が比較的多いような気がしますが、復刊もして欲しいところです。

    0

    Posted by ブクログ 2021年04月11日

    つげ義春を伝説にした、ある意味功労者の証言、ある意味全共闘臭い爺の回想録。
    つげの私的世界に、運動の臭いをつけたという意味で、功罪。
    いろいろな意味で興味深いという感じ。
    青林堂で「ガロ」、北冬書房で「夜行」、「幻燈」。
    (別名は権藤晋)

    内容
    1960年代末、マンガ、映画、演劇、アート、さまざま...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年03月03日

    60年代末、青林堂に入社し「ガロ」初期の編集に携わり、その後、北冬書房を立ち上げ「夜行」「幻燈」などを発行した著者の回想エッセイ。
    基本、老人のノスタルジーだし、個人的に嫌悪しているあの全共闘世代特有の鼻につく雰囲気が充満しているが、つげ義春、林静一、滝田ゆうなどのエピソードは興味深いし、当時の雰囲...続きを読む

    0

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