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プライベートが充実してくると、仕事への影響も、周りの目も少しずつ変わってくる。
ある日、事務用品の販売会社で働く日和は、鳥取で行われる見本市にアシスタントで行ってほしいと頼まれた。
翌日そのまま鳥取に残れることになったが、仕事のプレッシャーから、旅の計画はほぼゼロで――。
ひとり旅を始めて5年。初めて一人で行った熱海で、ひとり旅の魅力に取りつかれ、どんどんと行動範囲を広げていった。
パワースポットを巡り、土地のおいしいものに舌鼓をうち、旅を重ねるたびに自信がついて、心が大きく成長していくのだった。
日和は、企画切符で福島を訪れたり、遠距離恋愛中の蓮斗に会う前にひとりで長崎・佐賀を満喫したり、
まだ出会えていない絶景とご当地グルメを求めて旅に出る!
今回の旅先は福島、佐賀、長崎、鳥取!
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Posted by ブクログ
シリーズ6作目。
蓮斗と両思いになった日和ちゃんだが、蓮斗さんは福岡に単身赴任中。昔の日和ちゃんなら、めそめそしたかも知れないが、きちんと一人旅を楽しんでいる。福島、佐賀、長崎、鳥取が行先なのだが、この辺私も行ったことがない。おかげで日和ちゃんについて行って、私も知らない街を歩き、美味しい食事に舌鼓を打っている。
相変わらず楽しい本である。
福島で日和ちゃんの食べていたスワンシューは、東京や大阪にもまだ出す店があったように思うけれど、最近は見ていない。さぞやクリームも美味しかったことだろう。
作中で蓮斗さんが「すっかり旅慣れた」と寂しがっていたが、もともと日和ちゃん、旅には向いている。臨機応変で、決断も早く、物事や状況の良い面を見て、ダメだった事にはこだわりすぎない。礼儀正しいし、気立ても優しい。
こういう長所が、きちんと伸びてきて、仕事も随分出来ているみたい。日和ちゃんはきっと、シゴデキな人ってこういう感じ、というイメージを自分で作っていて、自分のタイプと違うからと、過小評価評価しすぎていただけなんだろう。
恋人と両思いになっても、溺れすぎずにちゃんと仲は良いのに、一人でも大丈夫なのは、なかなか良い。蓮斗さんもちゃんと大人で、彼女を大事にしていて、これは長続きするカップルで、いいなと普通に思う。急にベタ甘より、よっぽどいいのだが……。
ただ、長崎から福岡に回って、日和ちゃんが蓮斗さんに会いに行くところ、デートシーンが全く無いのも、あれ?ってびっくりした。あんなに二人、会いたがってたのに。
作者様、照れ屋さんなのだろうか?
ちょっとくらい、二人で楽しく観光するシーンとか、食事するところとか、あっても良いように感じた。
それ以外は安定の面白さ。ごちそうさまでした。美味しかったぁ。
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