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Posted by ブクログ
漢字 大人レベル
フリガナ あり(部分的に)
文字の大きさ 小
長さ 長い(324ページ)
出版年 1996年(改訂新版)
内容 童話集「注文の多い料理店」に収録されていない、生前の発表作を年代順に収録。また「ペンネンネンネンネン・ネネムの日記」が付録されている。
感想 二つ目の解説が大変よい。宮沢賢治の作品は知性や論理ではなく、「身体で読む」べきもの、という。個人的には、子どものころは賢治作品を全く理解できなかったが、大人になった今、とても深く感じ入っている。年齢関係なく、読める「時」があるように思う。その「時」をつかめば、さほど説明のされない奇妙な展開やウィットの効いた風刺、また絵画的な風景描写を自然に楽しめる。「ペンネンネンネンネン・ネネム」の独創的な世界といったらない。
なお、この本をはじめ「文豪ストレイドッグス」の表紙のシリーズが、若い人を近代文学作品に引き付ける効果はけっこう大きかっただろうと思う。
Posted by ブクログ
ブックトークテーマ「音」「音楽」
みんなは音楽が好きですか?
ワタシは小学校の時、大嫌いでした。
出ない声を出させようとして、できないと
「なんだ、その声は。」というような顔をされて嫌いになりました。
それは音楽専門の先生だったんだけれど、
とても贔屓をしているように感じたんだよね。
でも、そうじゃない音楽の先生に会う度に
少しずつ好きになっていきました。
それでも、やっぱり唄うことよりも楽器を弾いたりすることが好きですね。
この本を読んだときに、何か1つ楽器ができると
「素敵な世界に入っていけたり、不思議な出会いがあるんじゃないか」って
そう思ったりするようになったんだ。
さぁ、先生は音楽があまり好きではなかった人ですが、
ゴーシュは音楽のことをどう思っていて、どんな風に音楽を楽しんでいるのか
よく読み取りながら聞いてみて下さい。
→読み聞かせ
Posted by ブクログ
この作品の中で一番好きなのは
『セロ弾きのゴーシュ』と『猫の事務所』
どちらの作品にも動物が出てきて、
その動物たちが作品の鍵を握っています。
町外れの水車小屋で、ゴーシュは
動物たちとのユーモラスなコミュニケーションを毎晩続け、
ゴーシュは人間として、そして音楽家として成長していきます。
また、猫の事務所では、
猫の世界での種類による差別から
地位や仕事の内容が変ってくるという
人間の世界でもあるという汚い部分を描いています。
森や動物を通して
宮沢賢治の世界が描かれ
その世界は、かならず人間の世界につながっている・・・。
私は宮沢賢治のこのような
独特な空間に誘われ、その世界に浸るのが大好きです。
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