あらすじ
ヒッチハイクの無銭旅行中に空腹になり、公園のベンチで途方に暮れていた男・瞳悟空はある白衣の女性と出会う。その女性はERO科学研究所の所長・笛呂紋かほりだった。かほりは、長引く不況! 冷え込む消費! 値引競争の末のデフレの悪循環!! すべては先の見えない社会の現状に消費者が意欲を委縮させていると考えており、そこで消費者がより積極的に購買意欲を持つような商品を日々、研究開発しているという。瞳はかほりの助手をすることになり、一緒に研究所へ行くことになったのだが、そこには壁に刺さったダッチワイフのようなものがあり……!?
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実験台にされちゃう主人公!
エロい珍商品を発明するマッドサイエンティストもの。ヒロインは表紙の女科学者さんが1名。あとはゲストの珍セクサロイド達とエッチなシーンが結構あるけど、ギャグメイン。まあ佳境になるとちゃんとヒロインとも結ばれます。
それとは別に、学校が半分アパートになってしまい、入居者たちとの騒動を描いたコメディ中編も収録。
Posted by ブクログ
不遇な漫画家と私の中では位置づけられた一人です。
こんなに面白い漫画を書くのに、どうして売れないのでしょうか。
爆発的に売れない理由は分かり切っています。
マニアックすぎる。
SF漫画を書かせれば、というかマッドサイエンティストの出てくる漫画でこの人を超える人はちょっといません。
最初週刊少年ジャンプでの連載作品が初めての出会いですが、その後、月刊少年ジャンプや青年誌に移り今ではとうとう…
活動の幅を広げたといえば聞こえは良いが、この幅の広げ方では大ヒットは難しそうです。
青年誌から成年誌へと、とうとう十八禁の漫画になってしまいました。
ギャグ漫画が主ですし、絵とストーリーにエロさが少なく、十八禁漫画のズリネタとして購入するには不向きです。
が、一つの漫画として面白さは平均以上なので、この本を読んでいない人は是非読むべしといっておきたい。
そういえば、『雲海の旅人』の続編はどうなったのか誰か知りませんか?