あらすじ
貧乳の女の子の動画を見てオナニーする弟、それを見て激怒する巨乳の姉。弟の貧乳好きを治そうとするが口論になるばかり。だが、ある日姉のオナニーを見た弟が、実は大きいオッパイが好きだと告白する。そんな弟に姉は、服を脱ぎオッパイを触らせる。弟の服も脱がせ、パイズリ。気持ちよくっていっちゃった弟にまだまだいけるわね、と挿入。挿入していてもずっとオッパイを触り続ける弟。そして二人同時にフィニィッシュ!!
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小気味は善いが、物足りなさあり
案内表示(表紙絵)では､巨乳でムチムチ太め大柄で､積極的な姉が、臆病気弱で小柄で脆弱な弟に対して、押し被さってセックスする話かと思って購入。
中味は正反対で､姉の方が普通(笑)のスケベな近親相姦積極者。弟の方がかっ跳んでいて、トランスジェンダ―で且つレズ願望と云う事で、その弟の女装化姿に劣位を感じた姉が、「おっぱいの大きさ」で対抗しようと試みる内に、無事(?)二度目の姉弟セックスに成功(性交?)する、と云うコミカルなエロコメディですね。
作者独自の軽い乗りですが、絡み合う二人の違いが完全に描き別けられて居るとは言い切れず、かといって純粋なレズでは無いので、異性愛思考の拙老怪･エロ爺としては､どちらに感情移入するかに迷わされ、興ざめしてしまいました。
設定では、弟は「女体化」願望に目覚めて、女性ホルモンで乳頭の性感は感じる様になったが、男性器はそのまま、との事。為れば、クライマックスの姉弟濡れ場は、外見的には、豊乳の太め女性と･貧乳のトランスジェンダ―男性との、通常的な異性間セックスとなるはず……なのだが、そこがちょっぴり描き足らない様ですね。
作品の扱い上､接合部は露出出来無いので、絵の外見は、女性同士のレズセックスシ―ンにしか見えないので、「器具の類い｣を使わない性交である以上、正常位で｢乳繰り合う｣のも違和があり、この場合は「上下相互位｣で、同性間セックスにも異性間セックスにも共通の表現をしてくれた方が、すっきりしました。
まぁ作品は、作者の好み次第でもありますが、せっかくの画力がおありになるのですから、正常位で先ずキスから胸へ……と云う、子ども向け番組表現から脱却なさったら？……と、皮肉も云いたくなりました。
ラストの落ちも、軽すぎて、ガックリ来ました。むしろ、姉弟の性生活の深化続きや、家族友人等を巻き込んでの、同性異性半性入り乱れての、コミカルエロコメディにして戴くと、嬉しいですな。
