あらすじ
「もうどうにでもなれだ…好き勝手やってやるぜ」小説家の夢破れた岩黒鉄男は自暴自棄になっていた。帰った故郷の村は狭く、実家の理髪店にいるだけで様々な人の話が流れ込んでくる。例えば、同級生のよし子が嫁いだ先の義父から卑猥な嫌がらせを受けている事も…。帰郷のあいさつと言ってよし子の元を訪れた鉄男は、学生時代密かに想いを寄せていた彼女の腕に突然手錠をかけて衣服を脱がし始める。よし子は嫌がりながらも、夫に相手にされていない身体に染み渡る快感に次第に陶酔し――この一件を皮切りに、鬱屈した男の身勝手な欲望が、閉塞的な田舎で抑圧された女の心を乱暴にも解き放っていく事になる。
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単調な話の繰返しながら好みです
アダルトマンガとしては、絵も比較的リアルで無く、興奮刺激を誘うものではありませんでしたが、主人公の単純さと、執拗な姿勢の「説教強姦魔」ぶりが、次々と「標的(被害者)」女性達を「解放」する、と云う、お伽話(笑)が、フィクションとしては、夢があって面白く、実は粗暴なレイプ話を、ある意味安心して読めました。
当方の好みとしては、最終話以外は全て手錠による拘束セックスで、それも「後ろ手拘束」での性交がとても多い点も、私的には、とても好みで、ついつい全巻購入しました。
最終話の「賑やかハ―レム」の結末は、笑えるオチでしたが、出来れば、カラ―化して欲しかったですねぇ。田舎の景色が、開放的なセックスに映える様を想うと、白黒ではもったいないので……
細かい話ですが、下着を脱がす手順が、適当過ぎる描き方の様で、いきなり「強淫」シ―ンなので尚更そこは、「現実的」リアルであって欲しかったですね。
かなり「18禁」規制の描画ですので、細かい動きの進め方で、アダルトマンガたりえると思います。
総じて、ストーリーの進行が、とても上手く、秀作と思います。