あらすじ
「この女を知らないか?」。暴力的な情事の後、刑事・榊木に一人の風俗嬢の写真を見せられたフリーライターの美久。天使のように美しいその女の名前は「ユア」。行方を捜すと、彼女を抱いた男たちはみな壊れ、狂人のようになっていた。「ユアは特別な女なんだ」。彼女は何者なのか。やがて美久は、自らもその愛欲の渦に巻き込まれていく――。
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「氷の微笑」のような危ない女
ユアという名前の謎の女性、とびっきりの美人らしいのだが、彼女に関わった人たちはみんなおかしくなっていく。行方を追ってもなかなか見つけられない。まさに魔性の女。そして彼女に魅入られて人生を棒に振っていく男たち。結局、ユアは何者だったのだろう?最後までユアが1人称として描かれることがないため、彼女の生い立ちや心情はわからないまま。最後はサスペンスタッチになって、ちょっとドキドキする。官能小説として読んだらイマイチかなぁ。