【感想・ネタバレ】無残花物語(下)のレビュー

あらすじ

「何をそのようにうろたえているのです。もう腰が抜けて、磔にかけた女を槍で突く元気もなくなったのですか」。処刑の刻、お蘭は妖しい悩ましさをもつ優美な裸身を激しく揺さぶり、大声で言い放った--。責め苦の果てに現れる女体美の究極の姿を鮮やかに描き尽くす、その意外な結末とは? 暗黒文学の最高峰にして、団鬼六世界の総決算。

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Posted by ブクログ

お蘭の磔が決定してからの展開は、ちょっと読むのに躊躇したが、最後の終り方はいい幕の閉じ方だったと思う。最後、惨殺される予感を裏切られたわけだが、その予感を持ちながら読むのは少し引いた感情を伴って読んでいたぐらい、残虐な気配と漂わせながらの後半の展開だったと思う。

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2009年10月04日

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