本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

1,210円 (税込)

6pt

著者による『映画を早送りで観る人たち』の待望の続編!
〈倍速視聴〉から見えたコンテンツ消費における〈コスパ〉〈タイパ〉という欲望は、
読書においてはどのように作用しているのか。
本作では、「本を読めない人たち」への徹底取材をはじめ、
テキスト受容を取り巻く読者と出版社/ウェブメディアの現状をリポートする。
一体「本を読めなくなった人」は何を考えているのか。
2010年代以降、本が読まれないことが当たり前になるなか、
ほとんどフォーカスされてこなかった。
生の声を取材することで、現代社会のメディア状況への考察を深めていく。

【目次】
プロローグ
第1章 ニュースを無料で読む人たち
――無料ウェブメディアの行き詰まり
第2章 本を読まない人たち
――〈わかりみ〉と〈おもしろみ〉
第3章 本と出合えない人たち
――無料抜粋記事と電子書籍の限界
第4章 本屋に行かない人たち
――聖域としての書店
終 章 紙の本に集う人たち
――読者と消費者

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本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    メディアが変化してきた過程、長文が読めなくなる人が増えるメカニズムなど、非常に分かりやすく書かれています。
    大量の注釈を付けることで、文章がスリム化し、長文が読めない読者でも読めるようになっているところが凄い!
    そして、より深く理解したい人は注釈をじっくり読むことで、内容の薄さは感じないはず!

    0
    2026年04月05日

    Posted by ブクログ

    本を読むのが苦手な人たちのことを知ることができ、最後まで興味深く読みました。

    指摘を受けて世の中を眺めてみると、「確かに」と思うことはたくさんあり、本を読む人はこれからますます少数派になっていくのかなと思いました。

    「読書は万人向けではない」ことを知ることができたのもよかったです。

    0
    2026年03月30日

    Posted by ブクログ

    『映画を早送りで観る人たち』の続編。三宅香帆の『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』や飯田一史の『この時代に本を売るにはどうすればいいのか』に連なる一冊でもある。本書のターゲットは集中力が続かないといった能力的な要因で長文が読めない人たち。本書は大学生に取材しているが、先に挙げた2冊と合わされば必

    0
    2026年03月14日

    Posted by ブクログ

    周りの人に対して「なんで本を読まないの?」とは特段思った事はないし、向こうからすれば「なんで動画を観ないの?」と思われているかもしれず、「なんで野球やらないの?」などとも思われているかもしれないのでそれはそれとして、こと「趣味としての読書」という行為についての理解がぐっと深まった一冊。
    インタビュー

    0
    2026年03月06日

    Posted by ブクログ

    ①PVを稼ぐためにメディアも解りやすさを重視する+見る側も疲れやコスパタイパを求める→反知性主義、お客様重視、自分視点

    ②本は「情報を伝える」媒体でしかない→情報が欲しいけど本を無理矢理読んでいた層が、オーディブルや動画に移った

    ③話す力はあっても聴く力がない→興味ない話題はシャットダウン+話し

    0
    2026年02月15日

    Posted by ブクログ

    そもそも長文を読む能力は特殊能力であり、その能力を持たない人たちは、仕方なく我慢して読んでいただけ、という点が目から鱗。
    以前の「奪われた集中力」ではスマホやインターネットのせいという書き方だったと記憶しているが、それはもともと読めた人たちであって、ほとんどの人は読みたくないものを我慢していただけ、

    0
    2026年04月06日

    Posted by ブクログ

    タイトルだけ見るとあたかも退化したかのようだがそうでもない。短くて刺激的で便利なツールが氾濫し、本を読むという選択が減ってきたという事だ。コスパタイパを突き詰めた先に残るテキストメディアは一体どうなるのか。早い転換が今目の前にあるのは誰もが感じる所だ。

    0
    2026年04月05日

    Posted by ブクログ

    頭が良いと読書の繋がりはそこまで無くとも、なんらかの作用はあるし、人との会話などで生きる面もある。読めない、読まないことの現状を生の声を元に作られた論かな。と。ここでもファンダム経済が出てきて心がちょっとざわついた。

    0
    2026年03月31日

    Posted by ブクログ

    動画漬けの子供に本も読もうね、と声掛けしても通じない理由がよくわかりました。
    自分自身も生成AIなど仕事の効率化に努める毎日です。一方で人の調整など行間を読むような非効率な事のどちらも大切で、偏らずバランスさせることが大切だと思うのですが、これも親世代の古い思考なのかなと考えさせられるました。

    0
    2026年03月28日

    Posted by ブクログ

    この本を読んで色々と考える読者は、やはり読書というものが比較的、日常にある生活を送ってきた人が、この現状にモヤモヤを抱いているのだろうか。
    本を読む、数万字の塊から要旨を自力で整理するということが、本を読めるという意味であれば、これは希少な能力になってきたようだ。
    良い悪いではなく、変化であると受け

    0
    2026年03月22日

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