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小説 14位
11pt
沈みゆく列島で、“界隈”は沸騰する――。 あるアイドルグループの運営に参画することになった、家族と離れて暮らす男。内向的で繊細な気質ゆえ積み重なる心労を癒やしたい大学生。仲間と楽しく舞台俳優を応援していたが、とある報道で状況が一変する女。ファンダム経済を仕掛ける側、のめり込む側、かつてのめり込んでいた側――世代も立場も異なる3つの視点から、人の心を動かす“物語”の功罪を炙り出す。 「神がいないこの国で人を操るには、“物語”を使うのが一番いいんですよ」
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Posted by ブクログ
出会えてよかった本です。本当に読んでよかった。 この本で学べたことは沢山あります。推し活の話からここまで話が繰り広げられるの!?と驚きでいっぱいでした。 今まで視野を拡げる事が大切だと思っていました。ですが、視野を狭める事の大切さを知り、自分自身とても納得できたので新たな考えに気付かされました。...続きを読む 本質的でありたいと思うあまり視野を拡げすぎて結局どの答えも正しくないと感じ、全く進めないことがあります。視野を拡げすぎると良くないし狭めすぎるのも良くない。だけど、あえて狭めることが生きていく上で大切なんだと思います。気づかない事が大切。 信教徒気質なオタクは有難い存在でもある一方で厄介な存在でもあると思いました。1の情報から自分自身と重ね合わせて物語を作り、布教をしてくれる存在。私自身オタクなのですが、信教徒気質なオタクたちの情報を見て、そういうことかと妙に共感や納得することもあります。こうしてファンダムが強くなるのだとインザメガチャーチを読んで思いました。 この本は、オタクでなくても面白く読めると思います。 ですが、オタクであればどうして私はこのアイドルを推しているのだろうか?と自分自身の振り返りにもなると思うのでより共感や恐ろしさ、面白さを感じながら読めると思いました。 正しいではなく、本物の気持ち。本物の気持ちで行動できる人はどれくらいいるのだろうか。 私はどうしても色々と考えてしまう性格で、正しさを選んでしまうと思います。ですが、もしあした死ぬと分かっていれば絶対に本物を選びます。 だったら、あえて視野を狭め、本物を選ぶという時間を人生で作るのもいいかもしれないと思いました。 自分自身で実験してみようと思います。正しさより本物を選ぶことで何が得られるのか。
主に3者の視点がほぼ時系列に沿ってて展開しますが、各視点に緩やかな繋がりがあり、惹き込まれる魅力がありました。 1周目は、小説として感情的な衝撃が大きかった。 2周目に、マーケターの理論を整理して各視点を知ると、理論との対応、1周目で理解できなかった意味が分かり、構成がとても美しかった。 本質...続きを読む的な正解がない人生で覚悟を決めて行動する。 その上で、推し活がどう介入しているか、という点も面白かった。
人間はストーリーに魅了される。 就活、学歴、戦争、不景気どこを見てもどうにもできないような嫌なこと考えるにはエネルギーを使いすぎてしまう。途方もない大きなものから、人間関係のような複雑で身近ないやなこと。それを見ないで済む好きなもの、価値あるものに焦点を当てることは避けられない。 ならせめて、自分の...続きを読む中の優先順位は大事にしたい。 自分を大切に思ってくれている人を大切にしたい。自分のために好きなものを利用できる力を持っていたい。
推し活をプロティュースする側のおじさん社会人。 推し活で自分の居場所を見つけていく女子大学生。 推し活から社会運動に飲まれていった中年女性。 推し活というものを3人の視点から描いた小説。 この一言ではまとめきれてないのだが、一言で言うとこれになるのかなと思う。どんなセンサーをつけて、どんな生き方を...続きを読むすれば、こんなに解像度が高く色んな視点からの小説が書けるのか謎でならないが、それが朝井リョウの真髄だと思う。本当に面白かった。 自分を消費する。自分を余らせない。 このような表現が心に残った。誰とでもいつでも繋がれるようになった現代だが、対面のコミュニケーションや人との本当の繋がりは薄れているんじゃないかなと思う。そんな世の中で自分が何か夢中になれるものを費やせるものを誰もが探してるんだろうなと感じた。何かにのめり込めば、他のものが見えなくなるし、ある人の正義は、ある人の悪にもなる。俯瞰することが大事だと思うが、そのバランスが難しい。 推し活をしている人には是非読んでほしい、痛快な現代風刺の小説だった。
推し活は、程々に(読後すぐの感想) 推し活を仕掛けるプロデューサー 沼にどんどん落ちていく女子大生 推し活から陰謀論信者へ状況が変わっていく女性 3人の視点から描くファンダム構造 いやぁ面白かった~ 『何者』を初めて読んだ時のような、あー朝井リョウよ、これこれ!って感覚 前半は間延びしたよう...続きを読むな感じで読み進めたけど、残り100P切ったあたりからゾワゾワしてきて、最後の2,3ページで一気に畳み掛けてくる 3人の視点が交互に描かれ、「花」「味噌汁」「コンビニ」「ルッキズム要素」など共通点がポイントポイントで出てくるのも上手いなぁ "メガチャーチ"という言葉の意味 大学で澄香が推し活の事ばかり考えてる後ろで、仲違いした友人菜々が、メガチャーチの説明している状況が絶妙 アイドルグループやサバ番が好きなので、あーあるある!わかる!こんな人SNSにいるいる!と俯瞰して読めたけど、読後ハッと我に返り、推し活は程々にしなきゃと目を覚まさせられた(笑) 最近のサバ番ブームや、アイドル文化に触れてるかどうかで感想は分かれそう 陰謀論信者やアルミ巻いてる人と、推し活学級委員は同類なんだなと滑稽にさえ思える 旬な内に 読めてよかった 朝井リョウ ということで★5
こんな小説初めて。 推し活の話だけど、推し活にとどまらない。普段、テレビやSNSを通じて見ている「現代社会」が見事に描かれている。 どんどん行き過ぎていく登場人物たちを読者の視点から俯瞰して眺めているつもりだったが、ふと、「自分は本当に彼らと違うのか?」と不安になった。
2月ももう終わる……。 時間が経つのが早い。 最近は宝塚の観劇がすっかり日常に組み込まれていて、 チケット申込 → 抽選結果確認 → 観劇。 このルーティンが1〜2か月周期でくるくると巡っている。 もはや観劇そのものだけでなく、 申込の瞬間からドキドキワクワク。 宝塚にまつわるすべてがエンタメに...続きを読むなっている感覚です。 日常にちょいちょい挟み込まれる高揚感。 おかげで生活にハリが出てきました。 ……と、冒頭から宝塚が人生のカンフル剤になっている話を書き連ねてしまいましたが、 それもそのはず。 今回読んだ『イン・ザ・メガチャーチ』のテーマが「推し活」だったからです。 「推し活」というと、これまで私は“推す側”から描いた作品をいくつか読んできました。 けれど、“仕掛ける側”についてはほとんどノータッチ。 本作は「推しを創造する側」と「推す側」の二軸で物語が進みます。 そして興味深いのは、「推す側」にも段階があること。 「推し」が亡くなっても神格化しながら推し活を続ける者。 「推し」の成長を自分に重ね、自らの居場所を見出していく者。 私はこれまで、アイドルや芸能人に生活を無理してまで尽くしたことがありません。 CDを何十枚も買ってイベント当選に賭ける、という経験もない。 金銭的にも時間的にも、すべてを一人の存在に捧げたことがないのです。 だからこそ、そういうことができる人たちを、どこか羨ましく思う気持ちもありました。 きっと無意識のうちに、「あっち側の人間」という境界線を引いているのだと思います。 それでも、武藤澄香のエピソードには強く頷かされました。 人は弱っているとき、共通点を見つけると、赤の他人でも自分の一部のように感じてしまう。 そのアイドルを応援することで、アイデンティティが確立される。 しかもネットの世界には、自分の発信を受け止めてくれる誰かがいる。 誰かを応援することで、たとえ日常がどんなに惨めでも、 「ここにいていい」と思える場所がある。 それは確かに、心強いことです。 なのに私は、武藤澄香のように全財産を注ぎ込むほどの推し活をしたことがない。 そこでふと、国見のあのセリフを思い出しました。 「だから、物語に没入して視野を狭められるというのは、ある種の才能なんです」 もしかしたら私は、その“才能”がないのかもしれない。 けれど同時に、恐ろしさも感じました。 「推し」がいるのは素晴らしいこと。 でも度が過ぎれば、それは弱みになる。 「推し」を作る側の戦略に、気づかぬうちに絡め取られる。 コントロールされ、搾取されていることにすら気づかない。 むしろ、喜んで搾取されにいく構造。 推し活に没入している人たちがキラキラして見えるのは、 ある種のトランス状態だからなのかもしれません。 (宝塚の私設ファンクラブの方々の輝きは、本当に尊い。これは本気で褒めています。) この本を読んで、自分と「推し」との距離をあらためて考えさせられました。 宝塚は確かに、私の生活を豊かにしてくれる存在。 けれど私は、どこまで近づき、どこで一線を引くのか。 その“距離感”こそが、私なりの推し活なのかもしれません。
恐ろしいまでの言語化能力
読み始めてすぐに、恐ろしいと感じた。 ストーリーがではなく、文字.文章そのものが。 生きている上でなんとなく享受しているソレ、うっすら嫌悪感のあるソレ、社会に蔓延るソレらが次々と言語化され 定義され 文字となり頭に入ってくる。なんて恐ろしい。 読む者に確実に影響を与え、見える世界すらも変える力のある...続きを読む一冊。最高です。
#深い #タメになる #怖い
面白くて一気読みでした。 なんでこんなにリアルで解像度の高い文章が書けるんでしょうか、、 まだまだ登場人物達の生活が見たいと思いながら読み終えました。
あまりない視点で物語が描かれていて面白かった。 推し活や宗教がなぜこんなにも人々の生活に侵食しているかが、物語を通して上手く描かれており深い納得感とともに入ってきた。 視野狭窄で特定の物事に熱中している時の方が幸せなのだろうか。けれどそれにも程度があって、バランスを取ることをは難しいと感じた。 心の...続きを読む拠り所があってこそ、強くなれるし何らかの指針が人間には必要なのだろうと思った。
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イン・ザ・メガチャーチ
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朝井リョウ
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