ミシェル・ウエルベックの作品一覧
「ミシェル・ウエルベック」の「プラットフォーム」「ある島の可能性」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ミシェル・ウエルベック」の「プラットフォーム」「ある島の可能性」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
人は、自らの美学を体現する領土を立ち上げながら生きる。それは、家庭であったり、アート、小説であったり、思想であったり、建築物であったり。そして、納得如何に関わらず、領土はいつのまにか画定されていて、そのうちに死が訪れる。
美を追うことは、しばしば政治やマーケット、いわゆる「社会」的な障壁によって阻まれる。領土がつねに道に面しているように、私たちは社会から逃げることはできない。
ただ、そこにいて、何もせず、不安に駆られながら、プロセスがひとりでに動き出すのを待つ。
また、人は、移動を繰り返しながら生きる。多くの土地に出向いて、多くの他人と出会い、そのたびに草が踏み分けられ、足跡が増え、
Posted by ブクログ
難しいところと、
分かりやすいところが、
ねじねじと巻かれて
出来上がった作品という感じ。
生物学と化学と物理学の区別さえ
はっきりとつけられない私にとっては、
とにかくそのあたりの描写がよく分からなかった。
(一般教養が足りない自覚があります。
読み終わってからAIに聞いて、少し学びました!)
でも「そんなのは分からなくても全然平気〜」と、
読みながらはとりあえずバンバン切り捨てて
読んでいきましたが、
問題なくストーリーを追えました。
そしてストーリー、面白かった。
フランス特有の暗さ、
救いようのなさ、
タブーという概念は存在するのか?
と疑いたくなるほどの過激さが
私は好きなので、
Posted by ブクログ
『クトゥルフ神話』の創造者として今日まであらゆる分野で影響を与えている怪奇幻想作家のH.P.ラヴクラフトの作品と生涯を独自の目線で語った、小説家ミシェル・ウエルベックのデビュー作。
1991年に発行した本文に、作者本人による「はじめに」(1999年)とスティーヴン・キングによる序文「ラヴクラフトの枕」(2005年)を加えた普及版を底本にしているとのこと。
怪奇幻想文学を読む上でラヴクラフトは外せないとのことで、最近発売されていた新潮文庫のシリーズを読んでみたがいまいちノリが掴めず断念していた。魅力を知る人の感想は作家の世界に入る足がかりになるものなので、ラブクラフトを「熱烈な偏愛で語る
Posted by ブクログ
愛をテーマに書かれる異父兄弟の物語。美しい幼馴染と相互に惹かれながらも結局は愛への興味を持たず、研究に没頭する天才科学者の弟ミシェルと、学生時代に壮絶ないじめを受け、モテない青春時代を送ったことで、性愛に卑屈になりながら執着する文学教師の兄ブリュノ。
兄弟の物語がそれぞれ章ごとに語られ、時に交差する様な構成となっている。兄は性に振り回され人間性が壊れた様な人物像として描かれ、一方で弟は知的だが、奥手すぎてタイミングを逃しまくる。どちらも最終的には恋仲になりそうになった人を亡くす。愛に対して全く異なる向き合い方をする兄弟が、結末では同じ様な着地を迎える点が印象的だった。
エピローグの書き方が面白