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  • 会社は誰のものか
    4.0
    1巻660円 (税込)
    ライブドア対フジテレビ、そして西武王国の崩壊――。日本企業が直面する数々の事態は、かくも普遍的な問いを我々に投げかける。いったい会社は誰のものなのか、と。まずは筆者が揺籃期からかかわってきたネット業界を通じて、ポスト産業資本主義の時代の会社、株主、経営者の生態を分析。株式会社のモラル・ハザードとガバナンスの歴史を振り返りながら、専門のブランド論をまじえて「新しい資本主義」の展望を語る。

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  • 会社は誰のものか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第1章 ネット企業を考える
    第2章 会社は誰のものか
    第3章 「会社は化け物」と心得よ
    第4章 企業のガバナンスを考える
    第5章 新しい資本主義が始まっている
      
    *書き口柔らかくて読みやすかった。
    *以下、読書メモ。引用とメモが混在。


    ならばネット企業の恋愛対象になるのは、具体的にどの分野なのでしょうか?ずばり、「規模の利益」で他社を排除できる「インフラ産業」だと思います。金融、通信、メディア、生活インフラ。
    インフラ産業は長い間規制の下にあり、非効率です。世界との激しい競争が待ち受ける製造業や、気難しい顧客を扱わなければいけないサービス業と違い、資本と技術のロジックがそのままあてはま

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    2011年05月23日
  • 会社は誰のものか

    Posted by ブクログ

    初めて読んだビジネス書ですが、会社についてあらゆる角度から具体的に
    わかりやすく書かれています。
    ただ解説してるだけでなく、大胆で率直な意見は読んでいて気持ちがいいです。

    第3章は何度も読み返しました。
    信任(倫理とやさしさを持つ)について書かれていて、
    作者の温かさが伝わってきます。





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    2009年10月04日
  • 会社は誰のものか

    Posted by ブクログ

    差異からしか利潤が生まれない資本主義システム。そして差異を生み出す源泉は、情報。

    著者は、情報を取り扱う電通出身者。岩井克人氏の会社はだれのものかとの比較もしながら、出身企業からの影響を受け、基本的には会社は株主のものでありとしながらも、多様なステークホルダーとの調和が重要だと説く。

    株主との調和を図りながら、信任というオネスティな基本理念を持ち合わせた経営者の資質が最も大切だと落ち着いた読み物であったように思う。

    会社という魔物は、経営者の根源的に持つ欲望を常に揺さぶるものであるらしい。

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    2010年11月01日
  • 会社は誰のものか

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    ライブドア対フジテレビ、そして西武王国の崩壊―。
    日本企業が直面する数々の事態は、かくも普遍的な問いを我々に投げかける。
    いったい会社は誰のものなのか、と。
    まずは筆者が揺籃期からかかわってきたネット業界を通じて、ポスト産業資本主義の時代の会社、株主、経営者の生態を分析。
    株式会社のモラル・ハザードとガバナンスの歴史を振り返りながら、専門のブランド論をまじえて「新しい資本主義」の展望を語る。

    [ 目次 ]
    第1章 ネット企業を考える(「一人勝ち」への恐怖 ウェブ制作からポータルへ ほか)
    第2章 会社は誰のものか(株主主権の優勢 アメリカに倣った10年 ほか)
    第3章 「会社は

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    2010年06月30日

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