著者のことは最近知りました。
タイトルのような生き方を手に入れるために、どういった気の持ち方と行動をするべきか、といった指針が書かれている本です。
最近、同系統の本を何冊か読んでいますが、大体こういった生き方を今している人は、同じようなことを書いている気がします。
※その中には著者の弟子も含まれているので当然かもしれませんが。
■本書中でリストにされているものを大まかにピックアップ
人が収入を得る方法
・E=従業員(employee)
・S=自営業者(self-employee)
・B=ビジネスオーナー(business owner)
・I=投資家(investor)
資産と負債の優先順位
1.健康な肉体
2.家族との健全な絆
3.時間
4.スキル、経験、知恵
5.優れた人との人間関係
6.評判、信頼
7.ビジネス、自分の会社
8.不動産、株
絶対に避けてほしい最悪の負債
1.病気の身体
2.時間の無駄遣い
3.間違った知識、考え方(大衆心理)
4.人に信頼・信用されていない自分
5.必要以上の高級車、豪邸、ブランドの服
人間関係を壊してしまう理由
1.(軽く交わした)約束を破る
2.諦める
あなたがこれから進んで行くべき方向を示したコンパス
ステップ1:恥をかくことを恐れるな!
ステップ2:たった1つのスキルを究めろ!
ステップ3:「仕組み」の作り方を学べ!
ステップ4:他人に「任せる」技術を見につけろ!
◆ステップ1:恥をかくことを恐れるな!の内容
3つの精神ステージ
ステージ1:奪う
ステージ2:もらう、与える
ステージ3:提供する、受け取る
成功の2つのマインドセット
「相手を喜ばせる」
「相手に恩返しをする」
ひとを押さえつけてきたネガティブな考え方例
・お金持ちは悪い人間だ。
・お金がなくても幸せだ。
・難しいことは自分にはできっこない。
・すべて自分でできるようになる必要がある。
・そんなにうまくいくはずがない。
◇恥をかくことを恐れなくなるエクササイズ
1.あなたは自分がどのステージにいるのか?
考えてノートに書く。
2.スキップせずに、そのステージを実際にやってみる。
そして感じたことをノートに書く。
3.本物のメンターを見つける。
4.メンターに経験を積ませてもらい、恥をかかせてもらう。
◆ステップ2:たった1つのスキルを究めろ!の内容
世界最高のスキル5つ
スキル1:言語
スキル2:コミュニケーション
スキル3:セールス
スキル4:パブリックスピーキング
スキル5:コピーライティング
スキル2のコミュニケーションスキルで簡単に身につけられるもの
・「声のトーン」
・「ボディランゲージ」
・「ジョーク」
スキル3のセールスについて、2つのセールスのやり方
・プレッシャーセールス
・コンサルティングセールス
スキル4のパブリックスピーキングで重要な事
・信念を持つということ
・怖がらないということ
スキル5のコピーライティングについて、知識を得、レポートをのこせ、発表するのでスピーキングの練習にもなる一石三鳥の手順
1.興味のある分野の本を3冊購入する。
2.レポートにまとめる。
3.パワーポイントを作る。
4.発表する。
◇たった1つのスキルを究めるエクササイズ
1.5つのスキルの中で投資したいものを1つ選ぶ。
2.なぜ、そのスキルをマスターしたいのかを書き出す。
3.毎月、収入の50%以上を教材に投資すると誓う。
4.毎朝、最低60分は勉強する習慣を身につける。
◆ステップ3:「仕組み」の作り方を学べ!の内容
◇「仕組み」の作り方を学ぶ4ステップ
STEP1 ビジネスの全体像を明確にして、必要なタスクをすべて紙に書き出す。
STEP2 出てきたタスクを実際に行われる順番にステップバイステップに並べ替えて、フローチャートを作る。
STEP3 それぞれのタスクを一流にこなしてくれるスペシャリストを探す。
STEP4 自分や特定の人が抜けても大丈夫なように、マニュアルを整える。
◆ステップ4:他人に「任せる」技術を見につけろ!の内容
仕事を任せるべき『働き者の天才』が持っている要素例
・責任を持って仕事を進める
・問題が起きた時、率先して解決しようとする
・プロジェクトを早く成功させようとプッシュする
・中長期の大志を持っている
・目的意識を持っている
・仕事に対して熱意と情熱を持っている
・自分でやる気を持っている
・弱音を吐かない
逆に任せるべきではない『普通の人』が持っている要素例
・責任をとろうとしない
・失敗しても何も感じない
・問題が起きたとき、動揺してしまう
・ストレスを感じる
・仕事の進捗は気にならない
・身の回りのことしか考えていない
・日々の暮らしに集中している
・やる気を出せない
・すぐに弱音を吐く
他人に任せるときの注意点
1.ムリを承知で任せる
2.口出しをガマンする
◇まとめ
1.他人に任せる技術を身につける
2.働きの天才を見つける
3.他人を成長させるためというマインドを持つ
4.口出ししないで相手を信頼する