いつも努力しているはずなのにうまくいかない理由は何か、次上手くいくようにするためには何を変えるべきか、悩んでいたとき、自分の”悪性”完璧主義(この本では”不健全な”と示されている)に何か原因があると感じ、その解決に向けて探した一冊。完璧主義の仕組みを理解したうえで、不健全な完璧主義を失くし、健全な完
...続きを読む璧主義を伸ばすことを目標に書かれているが、かくいう著者も完璧主義および強迫性障害に悩まされており、だからこそこういう視点で書けたんだと思う。自分自身もこの本を読んで、自分の完璧主義がうまくいくとき、いかないときを少し理解できたと思うし、挙げられている事例にも共感できるものがたくさんあった。何より「完璧主義は有害なものでなく、あなたの最も優れた性質である(はじめにより)」という一節にとても励まされた。これからも自分の個性ともいえる完璧主義とうまく付き合っていきたいと強く思った。
ここでもまじめなレビューを書いてしまったけど、もっと肩の力を抜いて生きていきたい