作品一覧

  • 指輪の重さ
    -
    1巻605円 (税込)
    弁護士の瀬尾恭介は、美しい生花師匠の高見沢三保に魅せられ、密な関係を持った。そんな折、傷害事件を起こした若者の弁護を引き受けたが、事件が明らかになるにつれて三保の意外な正体を知る(表題作)。他に「朝焼けに揺れて」「金曜日のミストレス」など、結婚生活になんらかの破綻を生じた夫婦の揺れ動く微妙な心理、葛藤を描いた危険でミステリアスな物語を収録。
  • ベッドの軋み
    -
    1巻550円 (税込)
    結婚式当日の花嫁の控え室にこっそり忍び込む男。拾ったバッグを口実に女を誘い出す男。夫の居ぬ間に愛してもいない男についていく女。……抗いきれない男と女のエロスのときを鮮烈に描いた傑作恋愛小説集。表題作ほか「貝ボタン」「いけない指」「通り雨」「シモンの瞳」「秋風のシンフォニー」「タクシードライバーに赤い薔薇」「夫の居ぬ間に」「ミッドナイトDJ」「双子座の夢」「エーゲ海のように」を収録。成熟した大人のエロスが満載。

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  • 棘のあるシーツ
    3.0
    1巻550円 (税込)
    花びらが開き始めるように、女はエロスに目覚めていく……。さりげない日常の中に潜む艶かしく色香漂うときを、一篇一篇に閉じ込めたエロティック恋愛小説集。男と女のあいだに横たわるミステリアスな性愛の情が、慎み深く、時に大胆にひもとかれた、大人のための傑作ラブストーリー10編。 【収録作品】アニィより愛をこめて/カルメンに恋して/ショッピングバッグ・レディ/縁遠い女/囁きゲーム/ボディ・トーク/その名は嵐/肌色の夢/ウエディングベルは二度鳴る/サイハッコタイキチュウ

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  • まぁーるく生きて
    -
    1巻495円 (税込)
    十代の頃は、四角かった。ゴツゴツしていて、あっちにゴツン、こっちにゴツンと年がら年中、なにかにぶつかってはコブを作っていた。頭だけじゃなく心の中までも……。この頃、生き方の理想は、まぁーるい球体のように、たくさんの接点をもって、いろんな人、風景、そして季節と出会って行くことだと思うようになった。人気作詞家・女優・小説家の著者が、自分を語り、男を語り、時代を語るエレガント・エッセイ集。

ユーザーレビュー

  • 棘のあるシーツ

    Posted by ブクログ

    今年71歳の阿木燿子さん「棘あるシーツ」、24年前の作品です。47歳の時の感性が10の短編に描かれています。お洒落なエロスといった感じでしょうか・・・。

    0
    2016年08月31日
  • 棘のあるシーツ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    通勤電車で読むには露骨な描写が多い本でした。
    要注意。
    「カク抜き」のお話です。
    ところどころにフワっと笑いがもれる台詞があってうれしい。

    「本当に可哀想な人。じゃ、性格の不一致って言えば納得してくれる?ううん、もっとわかりやすく。カク抜きで、性の不一致なら良いかしら」
    「せっかちね、あなたって・・・・・。もうちょっと待っててくれたら、亮はきっと離婚してくれたのに・・・。」

    相変わらず強くしなやかな女性が登場。ただ、今回は男性もなかなか面白い。
    妻に出ていかれて飼い犬の訓練を頼んだアニィに訓練される僕。
    フラメンコダンサーの繭に魅せられる自衛官のお硬い彼。
    有沙からプリーズとソーリーと言う

    0
    2013年12月05日

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