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  • 増補 日本のミイラ仏
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人間が肉身のまま仏になる即身仏――霊山・出羽三山に数多く残る即身仏の調査をもとに、日本のミイラ仏研究の足跡を記した貴重な書。即身成仏の真髄を語る秀快上人をはじめ、“捨身入定”を実行した待定法師の最新調査成果を盛り込みながら、神秘のヴェールに包まれていたミイラ仏の謎に迫り、その思想的な背景を探る。

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ユーザーレビュー

  • 増補 日本のミイラ仏

    Posted by ブクログ

    白黒で小さくみづらくはあるが資料写真が多め。
    調査団の調査中の写真や、行場、祭事の様子などがありがたい。
    紀行文的で、筆者の”感想文”の箇所が、なんというか、昭和。
    西生寺の弘智法印の章では、
    この法印も入定理由が即身仏となり
    弥勒の下生を待つというような記述がみられる。
    ちなみに、即身仏となって以後の下世話ないざこざなども。

    出羽三山、湯殿山系即身仏の各個別例
    湯殿山、木食行、羽黒VS湯殿対立、湯殿山表口と裏口
    日本文化の中のミイラ仏
    空海の入定説話、入定思想、弥勒信仰、高野山
    古代日本の穢と浄
    触穢思想、祟神を言祝ぐ政治、触穢の番人
    怨霊、庶民の死、空也上人
    死穢から極楽への道
    浄土信仰

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    2023年07月07日

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