作品一覧

  • 日本人の死生観

    日本人の死生観

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻1,287円 (税込)
    日本人は生きることと死ぬことをどのように考えてきたのだろうか。長明、芭蕉、千代女、馬琴、良寛など代表的な古典の中に日本人の死生観を辿り、「死」を前提に生き方を考え、「死」の意味をあらためて見つめなおす。日本人の心性の基層に今日も生きている伝統的な死生観を現代に生きる私たち自身の問題として考える指針の書。「死」の偉大な先達から「終い方」の極意を学んでみたい。
  • 養生訓に学ぶ

    養生訓に学ぶ

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻720円 (税込)
    江戸中期の医師であり儒学者であった貝原益軒が著した『養生訓』。時代を超えて多くの日本人に読み継がれてきただけでなく、最近では世界的にもその思想への関心が高まっている。天地と遠い祖先からの授かりものである「いのち」への畏敬、老いてこそ真に味わうことができる人生の楽しみ、心身のもとは「気」の流れであるとする身体観、人間に備わっている「自然治癒力」への信頼……益軒が説く「養生」とは単なる健康のハウツウではなく、江戸という成熟社会に暮らす人々の生き方の思想であった。それは飽くなき消費生活への反省を迫られ、また医療テクノロジーに自らの生死を翻弄されている現代人にとっても、きわめて示唆するところの大きいメッセージになっている。本書では、病や老いといった人間の「弱さ」に温かなまなざしを注いできた著者が、名文で知られる益軒の味わい深い文章を読みといていく。健やかな心身のための珠玉の一冊である。
  • すらすら読める養生訓

    すらすら読める養生訓

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻726円 (税込)
    「総ルビつき原文」と著者オリジナル現代語訳つき! 古典が分かりやすく、面白く「すらすら読める」!今も現代人の心をとらえる貝原益軒の『養生訓』。全体をまんべんなく読むのではなく、今の私たちにとってもっとも耳を傾けたい言葉を掬い出しテーマ毎に並べて、読みやすく分かりやすく組み立て直した! 『養生訓』のエッセンスを読み解き、今日の私たちに伝えるメッセージとは。
  • からくり

    からくり

    ビジネス・実用

    3.0
    1巻3,740円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 〈からくり〉は自動機械であり,驚嘆すべき庶民の技術的創意がこめられている。本書は,日本と西洋のからくりを発掘・復元・遍歴し,埋もれた技術の水脈をさぐる。
  • 生きて死ぬことのヒント(小学館文庫)

    生きて死ぬことのヒント(小学館文庫)

    ビジネス・実用

    -
    1巻583円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 本書は尊厳死や安楽死など、医療が抱える今日的問題を織りまぜながら、著者の奥深い考察により井原西鶴から斎藤茂吉まで26人の先人たちの生き方・死に方をあぶり出す。管理社会にあえぐ現代人へ鮮烈なメッセージ! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 明治医事往来

    明治医事往来

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,430円 (税込)
    平均寿命三十年の時代、電灯がつき、陸蒸気が走り、煉瓦の家が立ち並ぶ繁栄の裏には汚濁、貧困、頽廃があった。栄養立国・衛生立国をめざす一方で、「女工哀史」らを蝕んだ結核や、娼婦を死に走らせた梅毒検査。そして、夏目漱石、岩倉具視、樋口一葉らを襲った病魔の数々――。死と病いを身近に抱えながら生きた有名無名の人々を綴る、明治への鎮魂曲。(講談社学術文庫)
  • 病むこと死ぬこと生きること

    病むこと死ぬこと生きること

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,276円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 老いを病気と捉え治療に励む現代人。しかし病も老いも克服するものではなく、どう付き合うかが問題なのだ。人と老・病・死のかかわりを正面から見据える。

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ユーザーレビュー

  • 日本人の死生観

    Posted by ブクログ

    日本人の死生観
    著:立川 昭二
    ちくま学芸文庫 タ 5 3

    日本人は山や木、岩石や鳥獣までをカミと考えて崇拝する
    人間にとって最後に残されたものは、「祈り」である

    日本人は、古くから死を「帰るところ」、「この世」から、「あの世」への旅。

    死ぬことは、「土に帰る」こと

    気になったのは、以下です。

    ■西行

    死を願う

    願はくは、花のしたにて、春死なむ、そのきさらぎの、望月のころ

    伊勢神宮にて

    何事のおはしますかは、知らねども、かたじけなさに、涙こぼるる

    ■鴨長明

    ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず

    日本人にとって、人生とは、ゆく河の流れ、である

    日本人は死を恐怖感というより、悲壮感でとらえている

    ■吉田兼好

    過ぎし世もくる世も同じ夢なれば、けふの今こそ楽しかりけり

    ■松尾芭蕉

    月日は、百代の過客にして、行かふ年も又旅人なり

    人生とは、また、旅である

    ■井原西鶴

    中世までは、この世は、憂世であったが、江戸になって、浮世になった

    ■葉隠

    武士道とは死ぬ事と見つけたり

    恋の至極は忍恋と見立て候、逢ひてから恋のたけが低し、一生忍んで思い死する事こそ恋の本意なれ

    ■神沢杜口

    日本人が古くから抱いてきた、「知足」、という幸福哲学に根差している

    ■滝沢馬琴

    ベネディクトの「菊と刀」
    西欧は、罪の文化に対して、日本は、恥の文化

    ■良寛

    うらを見せ、おもてを見せて、散る紅葉

    ■山本周五郎 虚空遍歴

    死は生の証明であり、その人間の完成なのだ

    目次

    はじめに 日本人の死生観-アンケートから

    花のしたにて 西行
    憂へ悲しむ 鴨長明
    たゞ今の一念 吉田兼好
    旅を栖とす 松尾芭蕉
    老いの楽しみ 井原西鶴
    魂離れぬ 近松門左衛門

    気をめぐらす 貝原益軒
    足るを知る 神沢杜口
    闇はながれて 千代女

    あなた任せ 小林一茶
    天地に恥る 滝沢馬琴
    時をし待たむ 良寛

    おわりに 日本人の死生観 虚空遍歴から

    あとがき
    参考文献

    解説 古典文学から日本人の死生観を辿る

    ISBN:9784480098887
    出版社:筑摩書房
    判型:文庫
    ページ数:320ページ
    定価:1200円(本体)
    2018年09月10日第1刷発行

    0
    2024年10月24日
  • すらすら読める養生訓

    Posted by ブクログ

    自分の精神支柱本。養生について語られており、非常に興味深い。原文と訳が同時に書いてあり分かりやすい。体調が不調になると繰り返し読んでいる。先人のいう事は間違いなし。

    0
    2023年09月25日
  • 日本人の死生観

    Posted by ブクログ

    「カミ」と「ほとけ」――日本人の宗教観
    「あの世」と「この世」――日本人の死後観
    「いのち」と「たましい」――日本人の生命観
    などを概観しながら、著者は西行から日本人の根源的な答えを求めた。
    花のしたにて――西行
    憂へ悲しむ――鴨長明
    ただ今の一念――吉田兼好
    旅を栖とす――松尾芭蕉
    老いの楽しみ――井原西鶴
    気をめぐらす――貝原益軒
    足を知る――神沢杜口
    闇はながれて――千代女
    あなた任せ――小林一茶
    天地に羞る――滝沢馬琴
    時を待たむ――良寛
    おわりに 日本人の死生観
    といった内容ですが、先人が書き置いた詩、歌、文章からそれぞれの死生観を導き出していたのだが、まず、西行の生き様、死生観に後の人間は一定の影響を受けていたことが窺えた。
    あとがきに書かれているが、西行から良寛にいたる十二人が語ってくれたことばのなかに日本人の死生観を読み解き、彼らの生き方死に方にふれながら、できるだけ現代の私たちが直面している問題にむすびつけ、今日の日本人のメンタリティ(心性)の基層に生きている死生観を照らし出してみることを意図したものだったということで、私なりに死生観の示唆を見つけられるいいきっかけとなるほんでした。

    0
    2022年04月07日
  • 日本人の死生観

    Posted by ブクログ

    日本人の死生観 立川昭二 筑摩書房

    文学史を学び北里大学と言う医者の環境に身を置き
    死や老いに関する哲学を覗き見た人なのか?
    西行の死生観に始まり鴨長明・吉田兼好・松尾芭蕉
    最後に良寛へと12人の詩と生き様を通して
    ニホンに根付いてきた死生観を掘り起こすと同時に
    現代人の死生観と比較して見るために
    自らアンケートを集めて分析する

    この極東列島と言う吹き溜まりである
    有史以前からの多民族国家でありながら
    あるいはだからこそ生まれた
    執着のないあの世とこの世を行き交う
    根深くも静かな死生観を生み出したのだろうか

    死の恐怖というよりも
    流れに参加する旅の冒険で
    知ることの楽しみを分かち合う
    有って無い無手勝流の
    満たされ感に浸る心地よさ

    0
    2022年01月17日
  • 養生訓に学ぶ

    Posted by ブクログ

    「身」は確か妊婦を象(かたど)った文字で、中身が詰まった状態を表す。そして、身から振る舞いという言葉が連動する。「体が動く」だけではなく、スタイル(石川九楊)を含んだ所作を示す豊かな表現だ。

    0
    2023年05月22日

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