作品一覧

  • 兎の眼 (角川つばさ文庫)
    4.4
    1巻858円 (税込)
    新任の小谷先生が受け持った1年生のクラスには、学校ではまったくしゃべらない少年、鉄三がいた。さらに、ちょっと変わった転校生・みな子も加わって、もう大変! みんなで悩みながら、「大切なモノ」を見つけていく子どもたちと先生の、感動の物語!【小学上級から ★★★】
  • 心の扉 ~Open Heart~1
    -
    1~2巻638円 (税込)
    突然、親の都合で離れ離れになった、幼なじみの大翔と楓。お互い、小さな夢を 抱きながらも……。もう、2度と会うことはないと思っていた2人。そんな想いが通じあったのか、高校で再会。けれど、それは楓にとってあまりにも過酷だった。親友からの嫉妬・ 親同士の過去…。大翔と再会してから、次々と楓の知らなかった謎や過去が、明らかになる。ヒロトの夢、楓の夢。2人が抱いていた夢とは何か?その夢に辿り着く迄の道のりは、2人にとって果てしなく遠すぎて……。

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  • Tear Drop~涙のカケラ~
    -
    1巻275円 (税込)
    ガラス玉のよーなひとしずくのカケラ愛の色愛の形愛の涙キラキラ光る色とりどりのカケラ言葉ダケじゃ伝わらない想い気持ちダケじゃ伝わらない恋すべてのカケラをたった一つのナミダに変えてくれた魔法の光それは……あの日、あの時アナタがくれた大切なプレゼント私にとっても――一つの愛の宝物でした。

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  • 虹色の涙1
    -
    1~3巻638円 (税込)
    私、越野 夢。女子校に通う高校1年生。今までは人を好きなることや、恋する意味なんて全く知らなかった。好きになっても呆気なく終わってしまう恋だった。ケド‥紀幸に出逢ってから…色々な愛の形を知っていく。好きになること。愛すること。その中で色んな試練を乗り越えていく二人。3度の妊娠。中絶・流産の繰り返し。更に離れ離れの生活。好きなダケじゃダメってこと。愛してるからこそ離れたくなかった。愛してるからこそ別れたくなかった。

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ユーザーレビュー

  • 兎の眼 (角川つばさ文庫)

    Posted by ブクログ

    齋藤孝先生おすすめ。高度経済成長のときに書かれた名著。
    小学校の先生と、ゴミ処理場の近くで住む生徒たち、特にはたから見ると問題児と見える生徒を中心に、いさかいや問題が生じ、それに取り組む中で成長していく先生と生徒を描いている。
    主人公の小谷先生はよく泣くが、読んでいるこちらも泣かされる。
    現実はこの本ほどはうまく進まないかもしれないが、小学校のすべての先生が読んでくれたら、小学校に居辛さを感じる子が少なくなるのではと感じた。

    0
    2025年03月01日
  • 兎の眼 (角川つばさ文庫)

    Posted by ブクログ

    いるかさんの本棚で見かけて気になっていた一冊。心が温まりました。1974年刊行。教師経験を持つ灰谷健次郎作。日本児童文学者協会新人賞、第一回路傍の石文学賞受賞作品。もしかしたら子どもの頃に読んだことがあるかも。塵芥処理所のある町の小学校を舞台に新卒の女性教師が個性豊かな児童たちと共に成長する姿が描かれています。22歳の小谷先生。自分がこの歳の時はこんなに立派じゃなかった汗 兎の眼とは、小谷先生の好きな西大寺の善財童子の眼。静かな光をたたえた優しいその眼を、人の眼ではなく兎の眼と見て、それを美しいと感じる小谷先生の心の美しさ。作中で出てくる小谷先生の恩師の言葉「人間が美しくあるために、抵抗の精神

    0
    2022年12月14日
  • 兎の眼 (角川つばさ文庫)

    Posted by ブクログ

    とてもいい話でした。
    先生は大変な事のほうが多いと思うけど、やりがいのある職業だと思います。
    小学校教員を目指している娘に渡そうと思います。

    0
    2021年08月26日
  • 兎の眼 (角川つばさ文庫)

    Posted by ブクログ

    泣いた。
    膵臓食いに続き、またしても電車の中で、人様の前で涙。
    やーめーてーよー...いい話すぎるじゃんか。
    ほっこりというか、じんわりというか、心温まるいい話。

    どうだコノヤロ泣けるだろう、とグイグイくるのではなく、
    じんわりじんわりきて、ふいに訪れる涙。

    もーこういういい話は皆さんに読んでもらいたい。
    汚れた心が洗われます。

    1
    2019年07月24日
  • 兎の眼 (角川つばさ文庫)

    Posted by ブクログ

    新任の小学校教師小谷先生が、
    子供たちや地元の塵芥処理場の住人との交流を通じて、
    本当に生きるという意味を見つめ直す物語。

    教室では一言もしゃべらず、衝動的に見える行動を繰り返す鉄三、
    その祖父バクじいさんの壮絶な過去、
    傍若無人ながら魅力的な先輩教員の足立先生、
    処理場の子供たちの闊達さ、逞しさ、可愛らしさ、
    さまざまな要素が重層的に重なって、
    しっかりとした学校ものになっている。

    すっかり忘れたけど『二十四の瞳』もちょっとこんな感じだったような。

    小谷先生は若くて美しいのに修行僧のようだ。

    0
    2014年01月26日

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